トモダチは魔法 | |
---|---|
シーズン №: | 1 |
シーズンエピソード №: | 2 |
合計エピソード №: | 2 |
放送日: | 2010/10/22 (アメリカ) 2013/4/9 (日本) |
脚本: | Lauren Faust |
ストーリーボード: | Tom Sales Mike West Sherann Johnson Sam To[1] |
参照 | |
台詞: | トモダチは魔法 |
エピソードガイド | |
前 ようこそポニービルへ |
次 チケットは誰のモノ? |
トモダチは魔法(原題:Friendship is Magic, part 2)はMy Little Pony Friendship is Magicのシーズン1の二番目のエピソード。 Elements of Harmonyとも呼ばれる。[2] 世界を永遠の夜で支配しようとしているNightmare Moonを阻止するため、Twilight Sparkle達はElements of Harmonyを見つけるために立ちあがるエピソードである。
概要[]
このエピソードは前回のあらすじの後、Nightmare Moonが稲妻を発生させているシーンから始まる。Mayorがroyal guard達にPrincess Celestiaを誘拐した疑いのあるNightmare Moonを攻撃するよう命令する。Nightmare Moonは稲妻で払いのけ、霧に変身する。Applejackに押さえられていたRainbow Dashは振りほどき追いかけようとするが、速すぎて捕まえることができず、見失ってしまう。そこでRainbow DashはTwilightが走っていくのを見かけ、何かを企んでいるのでは、と疑問に思う。
図書館で、Twilight SparkleはSpikeを寝かしつけ、本棚をからElements of Harmonyについて書かれた本を探す。Rainbow DashはTwilightに詰め寄り、Nightmare Moonについて知っていることからスパイではないかと責める。Rainbow DashはApplejackになだめられ、Twilightに解説を求める。Pinkie Pie、Rarity、Fluttershyも加わり、TwilightによるElements of Harmonyの解説を聞く。しかしTwilightはElementsとは何なのか、何処にあるのか、どうするのかを知らない事を告白する。Pinkie Pieがアルファベット順に並べられていたElements of Harmonyの本を即座に見つけ出し、Twilightは驚く。トワイライトは優しさ・笑顔・親切・信頼・忠実というelementsの名前を読み上げる。elementsを読み上げている間、それぞれのelementに該当するポニー達が映る。6つ目のelementは謎に包まれており、elementsの場所が最後に知られているのがEverfree Forestにある姉妹の女王の古城である事が分かる。霧に変身しているNightmare Moonは森に飛んで行く前に会話を聞く。
崖[]
Twilightは森に入っていくポニー達に一人にしないよう伝えるが、Applejackは「友達」を置いて行ったりしないよと言いながら森に入っていく。森の中でApplejackは「Equestriaじゃないみたいだ」と言う。グループが話をしている間、崖の下に紫の霧が入っていく。Rainbow Dashは森に入って帰ってこれた者は一人もいないと言った瞬間、崖が崩れた。
FluttershyとRainbow Dashは反射的に空を飛び、RarityとPinkie Pieを捕まえるが、ApplejackとTwilightは捕まえることが出来ず、坂を滑っていく。Applejackは飛びだした根に捕まることができたが、Twilightは際まで滑ってしまう。Applejackは注意してTwilightの所まで滑り手をつかみ、Twilightの後ろを見て落ちるように言う。Twilightは反論するが、Applejackはこのまま落ちても安全だと伝える。Twilightは同意し、崖から落ちるが急に止まる。Rainbow DashとFluttershyが捕まえ、安全に下す。Applejackはシロイワヤギのように崖を下る。それを紫の霧が見届け、モンスターのシルエットに飛んでいく。
Manticore[]
Rainbow Dashは崖での出来事を繰り返していると、怒ったmanticoreが一行の前に現れる。何かを小さな声で伝えようとするFluttershyを置いて、Rarity、Applejack、Rainbow Dashがmanticoreを止めようとする。Flittershy以外の5人がmanticoreに突撃するのを見て、最終的に声を上げて止めさせる。Fluttershyは優しくmanticoreに近寄り、少しためらった後でmanticoreの前足に刺さった刺を見せる。Fluttershyは刺を外し、優しい心を見せ、一行は先に進む。Twilightは刺の事をどうやって分かったのかFluttershyに尋ねると、シンプルに知らなかったと答える。Fluttershyがmanticoreの手に刺さった刺について話すシーンは、大まかにAndrocles and the Lionを基づいて作られている。
- "Sometimes we all just need to be shown a little kindness."
(たまには小さな親切を見せなきゃね。)
— Fluttershy
森[]
抜き取られた刺は紫の霧に変わり、ポニー達の足元をすり抜けて木々に入っていく。月が沈み、暗闇が一行を包むと、周りの木々が恐ろしい表情で見つめているように見える。Pinkie Pieを除くポニー達が驚き、叫び声をあげる。 Pinkie Pieは変な顔で木々を見つめて笑い始める。
- "HA! HA! HA!"
— Pinkie Pie
Pinkie Pieは、恐怖を笑いで克服させるLaughter Songを歌い始める。これは作品で初めて挿入されたミュージカルである。他のポニー達は始め戸惑いを隠せなかったがすぐに馴染み、木々の恐ろしい顔を笑い飛ばした。歌はポニー達が地面で笑い転げるシーンで終わる。
オオウミヘビ[]
ポニー達が進んでいると、荒れた川が行く手を阻む。川が荒れている原因は紫のオオウミヘビによるもので、「くねくねした紫の煙のようなもの」に口髭をちぎられたのだった。ApplejackとRainbow Dashはオオウミヘビに同情しなかったが、Rarityはオオウミヘビの姿に感銘を受けた。
"I simply cannot let such a crime against fabulosity go uncorrected!"
(こんな状態で見捨てるわけにいかないわ!)
— Rarity
Rarityはオオウミヘビの鋭い鱗を一つ剥ぎ、Rarityの尾を切り、ちぎられた口髭の代わりに尾を魔法でくっつけた。オオウミヘビは落ち着き、さらにポニー達に体を伝って岸に渡ることを提案する。
Shadowbolts[]
Twilightは濃霧の中、遠方にある古城を発見する。Twilightが古城に向かって走ろうとするが、崖から滑り落ちそうになり、Rainbow Dashに引き戻される。片方が切れた吊り橋が崖に掛かっており、Rainbow Dashは降下して吊り橋のもう片方を探し、上昇して向こう岸に橋を掛ける。Rainbow Dashが着陸すると、消え入るような声がRainbow Dashの名を呼び、紫の霧が足元を滑っていく。その声はEquestriaで最高の飛行家を期待していたと言う。ShadowboltsはRainbow Dashにキャプテンとして入隊しないか申し出る。 Shadowboltsの隊員の姿と名前は、Rainbow Dashが崇拝しているWonderboltsの隊員と似ている。
Rainbow Dashは申し出を受け入れる前に吊り橋を掛けてもいいか尋ねるが、Shadowboltsのリーダーは「入隊と仲間のどちらか」を選択するように強いる。TwiightはRainbow DashにShadowboltsの話を聞かないように注意するが、霧が濃くなりTwilightの声をかき消してしまう。しかしRainbow Dashは申し出を断り、吊り橋のひもを結ぶ。 Shadowboltsは紫の霧に変わり、飛んでいく。Rainbow Dash達は橋を渡り、古城へ向かう。
- "I'd never leave my friends hanging."
(友達を放っておくなんて絶対できないよ。)
— Rainbow Dash
Elements of Harmony[]
ポニー達は古城に入り、台座に置かれた数個の球体の石の前で立ち止まる。Twilight Sparkleは、それらをElements of Harmonyであると推測する。Rainbow DashとFluttershyは球体を回収し、Twilightの足元に傷つけないように並べ、Pinkie Pieは球体がたった5個しかない事を伝える。Twilight Sparkleは、Elements of Harmonyが5つ揃った時、輝いて6つ目が表れるのだと説明する。Twilight Sparkle以外のポニー達は、球体に魔法を使うTwilight Sparkleを邪魔しないように退室するが、紫の霧が現れ、球体を渦巻で包む。Twilight Sparkleは紫の霧に飛び込み、消えてしまう。他のポニー達が駆けつけるも間に合わなかったが、古城の別室が光るのを見つけ、そこへ向かう。Twilight SparkleとNightmare Moonが広いホールで向かい合う形で再出現するが、球体はNightmare Moonのそばにある。Twilight Sparkleは足を踏み鳴らし、Nightmare Moonに立ち向かう。
Nightmare Moonとぶつかり合う直前でTwilight Sparkleはテレポートし、球体の前に姿を現す。Twilight Sparkleは魔法で輝きを作り出そうとするが、Nightmare Moonは霧へ姿を変えてTwilight Sparkleの前に姿を現し、球体からTwilight Sparkleを突き飛ばす。球体がしばらく輝くことにNightmare Moonはうろたえるが、輝きはすぐに止まり、Nightmare Moonは地面を踏みつけ球体を粉々にしてしまう。これによってNightmare Moonは勝利を宣言し、その周りを紫の霧が渦巻く。
Twilight Sparkleは友人の呼び声を聞き、何かを閃く。Twilight SparkleはNightmare Moonに向かって、Elements of Harmonyの精神は「ここにある」と自信に満ちた発言をする。同時に他のポニー達はTwilight Sparkleの後ろに到着する。球体の欠片が輝き始めると、Twilight Sparkleが各ポニーの行動を代表するelementを説明する。すると、その周りを欠片が浮かび上がる。Nightmare Moonは6つ目のelementが無いと言うが、Twilight Sparkleは異なった輝きが6つめのelementを明らかにしたと言う。その輝きとは、5匹の友人であるポニー達の感情が感動に値する瞬間に発生するものである。
Twilight Sparkleが言い終わると、球体の欠片が宝石に変わり、6匹のポニー達が輝き始め、虹が発生し、Nightmare Moonを包む。Twilight Sparkleが目を開くと部屋が白い光でいっぱいになる。なおこのシーンは1984年に製作されたMy Little Ponyのパイロット版エピソード 「Rescue at Midnight Castle」を想起させるものであり、MeganがTiracを打ち負かすのと同じ方法である。 光が消えると、ポニー達はRarityの尾が元に戻っている事や、宝石の形がcutie markと合っている事に気づく。ApplejackはTwilight Sparkleを"spoutin' a lot of hooey"(ほら吹き)だと思っていたが、今は"really do represent the elements of friendship."(大事な友人の一人)になっていると話す。
終結[]
太陽が昇り、Princess Celestiaが姿を現す。Princess Celestiaは、TwilightがNightmare Moonを打ち負かすと知っていたが、純粋な友情がNightmare Moonの束縛を解いたのだ話す。一同はNightmare Moonだった小さなアリコーンと鎧の欠片を発見する。彼女は紺色の王冠をかぶり、紺色の体と明るい青紫のたてがみである。Princess Lunaと呼ばれる突然現れたポニーにCelestiaは近づき、Princess Lunaに友情を受け入れるよう申し出る。ポニー達はCelestiaがLunaの姉だという事実に驚いたが、TwilightはEquestriaの女王が姉妹である事を知っていた。Lunaは泣きながらCelestiaの申し出を受け入れ、心から会いたかったと伝える。妹の再会を喜び、過ちを許したCelestiaはLunaを抱きしめ、喜びの涙を流した。
Twilight Sparkleの新しい任務[]
Pinkie Pieのアイデアで、Ponyvilleに戻って2匹の女王の再開を祝うパーティーが行われた。Twilightは、友達を残して国に帰る事が残念でがっかりする。そこでCelestiaはTwilightに「Ponyvilleで友情に関する魔法を研究し、発見した事をレポートとして提出する」という課題を与えた。Twilightは友達と過ごせる事に喜び、更に勉学に励む事を約束した。
エピソード中の会話[]
Twilight Sparkle: "I read all about the prediction of Nightmare Moon. Some mysterious objects called the Elements of Harmony are the only things that can stop her, but I don't know what they are, where to find them... I don't even know what they do!"
Pinkie Pie: "The Elements of Harmony: A Reference Guide".
Twilight Sparkle: "How did you find that?"
Pinkie Pie: "[歌う声で] It was under "E"!"
Twilight Sparkle: "Oh."
Applejack: "We're stickin' to you like caramel on a candy apple."
Pinkie Pie: "Especially if there's candy apples in there. What? Those things are good!"
Fluttershy : "Oh, you poor, poor little baby..."
Rainbow Dash: "Little"?!
Rarity: "Urghh... my eyes need a rest from all this icky muck."
[木々が月明かりを隠し暗くなる]
Rarity: "I didn't mean it literally."
Rarity: "Such lovely luminescent scales."
オオウミヘビ: "I know."
Rarity: "Your expertly coiffed mane."
オオウミヘビ: "Oh, I know, I know!"
Rarity: "Your fabulous manicure."
オオウミヘビ: "It's so true!"
Rarity: "All ruined without your beautiful mustache."
オオウミヘビ: "It's true, I'm hideous"!
Twilight Sparkle: "Oh, Rarity, your beautiful tail!
Rarity: Oh, it's fine, my dear. Short tails are in this season. Besides... it'll grow back."
Rainbow Dash: "So would the mustache."
Rainbow Dash: "What is it with you and falling off cliffs today?"
Nightmare Moon: "You're kidding. You're kidding, right?"
ギャラリー[]
参照[]
備考[]
- ↑ Raven Molisee's deviantART journal (2012-02-23). Retrieved on 2012 February 23.
- ↑ Episode 2: Elements of Harmony Viewing Guide. Retrieved on 2011 August 2.