プリンセスセレスティア (Princess Celestia) | |
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種族 | アリコーン |
性別 | ♀ |
職業 | 太陽を司るエクエストリアの女王 トワイライトスパークルの指導者(シーズン3まで) サンセットシマーの指導者(以前) |
More info | |
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目 | マゼンタ(#B57ABA) |
たてがみ | シアン(#42A9D3) 青緑(#4EBDAA) 紺碧(#78A8EF) 紫(#ECA7F7) |
毛皮 | ピンクがかかった白(#FEF9FC) |
血縁関係 | プリンセスルナ(妹) プリンセスケイデンス(姪) プリンスブルーブラッド(甥) トワイライトスパークル(姪の義妹) シャイニングアーマー (姪の夫) |
キューティーマーク (通常) (A Royal Problemにて) | |
声 | Nicole Oliver (英語) 井上喜久子 (日本語 ~52話) まくたゆり[1](日本語 53話~) |
プリンセスセレスティア(Princess Celestia)は、エクエストリアを統治するアリコーンの女王。キャンタロットの王城で妹のプリンセス・ルナと共に太陽と月を管理しており、プリンセスケイデンスとはの義理の叔母の関係に当たる。トワイライトスパークルの指導者(教師)でもあり、プリンセスが送る手紙の文頭に書き添えられている「my faithful student(私の最も忠実な生徒)」とはそのトワイライトスパークルのことである。マイリトルポニー〜トモダチは魔法〜の各エピソード内で度々登場する重要キャラのひとりでもある。
フェニックスのフィロミナをペットとして飼っている。
シリーズでの描写[]
来歴[]
エクエストリアの統治[]
プリンセスセレスティアと妹のプリンセスルナは第1話の冒頭でナレーションで紹介されている。
「"ユニコーン"の姉妹が力を合わせて、エクエストリアを治めていました。姉は魔法を使って太陽を空へ昇らせて昼を作り、そして妹は月を運んで夜を作りました。こうして姉妹は王国に暮らすポニーたちのために、仲良く仕事を分け合っていたのです。[2]
けれどいつしか妹は寂しくなってしまいました。昼間、ポニーたちは仲良く楽しく遊ぶのに、夜はみんな寝てしまうからです。ある日、妹は月を沈めることを嫌がりました。姉は言い聞かせますが、意地悪な心をもつようになった妹は、悪いポニー、ナイトメアムーンに変身してしまったのです。」
そして姉はやむを得ずポニーの国で一番強い魔法、すなわちエレメントオブハーモニーの力を使い妹を"月"へと封印した。それからというもの、姉は太陽と月の両方を受け持つようになり、エクエストリアではしばらく平和が続いていたのであった。
ナイトメアムーンが復活するのは封印から1000年後の夏至のお祭りであった。そこでセレスティアは弟子のトワイライトスパークルを開催場所であるポニービルへ祭りの監督として派遣すると、本ばかり読んでいないで友人を作れと彼女に指示を出す。
祭りの開会式。ポニービルのホールでセレスティアが聴衆の前に姿を現す予定であったが、セレスティアは現れず代わりにナイトメアムーンが登場する。2話でナイトメアムーンが倒されるまでセレスティアは行方不明だったが、ルナがナイトメアムーンから元の姿に戻った際に再び現れる。セレスティアが共にエクエストリアの統治をしないかと持ちかけると、ルナはこれを受諾した。
- "Time to put our differences behind us. We were meant to rule together, little sister. Will you accept my friendship?"
- — プリンセスセレスティア
エクエストリア統治以前[]
リターン・オブ・ハーモニーでセレスティアのがトワイライトたちに過去のことについて言及している場面がある。遥か昔、ディスコードが不和と不幸でエクエストリアを支配していた時代。セレスティアはエクエストリアの民の惨状を目の当たりにすると、妹のルナと共にエレメントオブハーモニーをを発見し、ディスコードの封印に成功したと語った。しかしながらセレスティア曰く姉妹がエレメントオブハーモニーとの関係がその後に切れてしまったため、ディスコードの封印が解除されてしまうこととなる(怪物ディスコード)。
The Crystal Empire - Part 1では、ルナと共にクリスタルエンパイアのキングソンブラを討伐し、影へ変えて「極北」(the arctic north)に封印したことを明かす。
Twilight's Kingdom - Part 1では、かつてセレスティアとスタースワールが知り合いだったことが判明する。しかしある日スタースワールは突然彼女の前から姿を消し、Shadow Play - Part 2で時空の狭間から帰還するまでセレスティアは彼の行方を知ることは無かった。また(正確な時期は不明だが)古代にセレスティアとルナはティレックをタルタロスの元へと幽閉している。
夏至のお祭り[]
夏至のお祭り(原語:Summer Sun Celebration)は第1話で初登場する祭事である。セレスティア(後にルナも参加するようになる)と共に1年で最も長い昼を祝福し、魔法で太陽を昇らせる。開催場所はその年により変わる。
トワイライトが"月のポニー"の伝説――邪悪な心を持ち月に幽閉されたポニーが1000回目の最も昼の長い日を迎えるとき(すなわち彼女が封印されて1000年後の夏至の日)、その封印から復活して永遠の夜を作るという言い伝えを知り、セレスティアに報告をした。セレスティアは心配するトワイライトをよそに、彼女を開催場所であるポニービルへ祭りの監督として派遣した上、監督をしている間に友人を作ることを課題として出す。ポニービル中を回って祭りの準備の進捗を確認したトワイライトは、図書館へ戻って伝説のポニーについて調べようとするが、ピンキーパイが先回りしてウェルカムパーティーを開催していた。また、未明に執り行われるセレスティアの日の出の儀式のためスパイクや他のポニーたちは図書館で夜通し大騒ぎをしており、トワイライトを苛立たせていた。未明、ポニービルのホールで町長が短いスピーチをしたのちにセレスティアが壇上に現れる予定であったがその姿はなく、代わりに復活したナイトメアムーンが登場する。その後セレスティアは2話の終盤まで登場することはなかったが、その間にどこにいたのかは作中では明かされていない。
祭りはキューティーマーク物語のトワイライトの回想にも登場する。トワイライトが幼い頃に見たセレスティアの日の出の儀式が生涯で最も偉大で素晴らしい光景で、それが契機となりセレスティアのように魔法が使いたいと勉強を始めたと語った。そしてこの回で初めてセレスティアによる日昇の儀式が描写される。開催場所はキャンタロットで、8人のロイヤルガードがファンファーレを鳴らす中、壇上のセレスティアが空高く飛び背後に太陽を昇らせるという内容であった。
シーズン4の最初の話では作中で2回目の夏至のお祭り(すなわち1話から1年が経過している)を開催するが、2回目の祭りでは祝福の目的が変わっている。以前はセレスティアがナイトメアムーンを封印し、太陽をエクエストリアに取り戻した記念として執り行われていたが、この回ではルナが月の封印から解放されエクエストリアに帰還した記念として祭りを開催している。
皮肉にも夏至のお祭りは、セレスティアがルナを封印した記念日であると同時に、ルナがセレスティアの封印から解放された記念日ともなった。
トワイライトスパークルの指導者[]
1話でセレスティアはトワイライトのことを"my faithful student(私の最も忠実な生徒)"と表現しており、トワイライト自身もこのセレスティアの評価を誇りに思っている。2話の終盤になると、セレスティアはトワイライトに週に一度「友情の魔法」について学んだことを手紙に書いて報告するよう課題を出した。この手紙は主に視聴者へエピソードを通じての寓意や教訓を伝える役割を担っている。
キューティーマーク物語のエピソードではセレスティアとトワイライトの出会いが回想として語られており、セレスティアは幼いトワイライトの類まれなる魔法の才能を目の当たりにすることとなる。トワイライトがエレメントオブハーモニーと結びつきがあるかもしれないと悟ったセレスティアは、魔法学校の入学試験の際にドラゴンの卵の孵化の試験を出題する[3]。トワイライトはアクシデントを味方に卵を孵して試験に合格するとともに、生まれたドラゴンはセレスティアに育てられる。スパイクと名付けられたそのドラゴンは、後にトワイライトのアシスタントに任命された。
トワイライトの魔法の才能はその後も突出して優れ、勉強は順調だったが、いかんせん社会生活に関しては余り進歩が見られないようであった。そこで更なるステップのため熟考したセレスティアは、最後の仕上げとしてトワイライトをポニービルへと派遣することを決意した。一見簡単な指示ではあったが、不安のあまり最初は何かと理由をつけて躊躇していたと本人が語っている。(Celestial Adviceより)
回数は少ないが、トワイライトや彼女の友人の送る手紙をスパイク経由ではなく本人が口頭で直接受け取ることがある。例えばパクパクパニックのエピソードでは、ポニービルの外れでパクパク虫の対処をしているピンキーパイの横でセレスティアがメーン6を訪問し、トワイライトからレポートを口頭で直接受け取った。アイアンポニーはどっち?ではストーリーの最後にトワイライトが、友情は競合よりも大切だという簡単な報告をセレスティアにした。ソニックレインブーム!ではフライイングコンテストに審査員として出席しており、この回ではラリティがセレスティアに自身の行き過ぎた行動に対しての反省を直接報告をしている。プリンセスのペットではポニービルにゲストとして来賓し、この回ではフラッターシャイが無断でセレスティアのフィロミナを持ち出したことを謝罪している。
ピンキーパイの予言?!の終盤、図書館のバルコニーでスパイクがセレスティアに手紙を送ろうとしていたところ、突如セレスティアが空から降り立ち手紙を持ち去っていく場面がある。このことはピンキーパイのピンキーセンス(空から何かが降ってくるというものだった)によって直前に既に予言されていた。
シーズン1中は毎回欠かさず手紙をセレスティアに送っていたトワイライトであったが、29話で遂に手紙に書く内容に事欠いてしまった。そこでトワイライトは人為的に友情の問題を発生させようと、おしゃれパンツ君に魔法をかけてポニーたちが取り合いになるように仕向けたが、騒動はトワイライトの想像を大きく超えてポニービル中を巻き込み収拾がつかなくなってしまう。最終的にスパイクから通報を受けたセレスティアが魔法で混乱を食い止めたが、騒動の後、セレスティアはトワイライトに図書館で話があると呼びつけた。騒動の処分にトワイライトは恐ろしがっていたが、セレスティアは一切叱責することをせず、手紙は友情について学んだことがある場合のみ送るよう指示をした。また、トワイライトだけではなく親友たちも自分に友情のレポートを送るように課題を出した。
わたしもセレブ!では、キャンタロットを訪れたラリティに王宮の一室を滞在部屋として提供し、大袈裟すぎる感謝の印を受けて困惑する一面がある。また、このエピソードの終わりではラリティから友情の手紙を受け取っている。次にセレスティアが登場したのは未来からのメッセージでのキャンタロットの図書館であり、夜中に隠密に侵入していたトワイライトと夜明けに鉢合わせする。しかしセレスティアはまるでトワイライトの存在を知っていたかのように気にも留めず、ヘアスタイルを褒めて横を通り過ぎていった。
ロイヤル・ウェディングではプリンセスケイデンスとシャイニングアーマーの結婚式の進行役をセレスティアが務める。また同時にキャンタロットに迫る未知の脅威(後にチェンジリングとクイーンクリサリスによる侵略と判明)の監視をしていたが、キャンタロットへの脅威は既に到達しており、ケイデンスだと思われていたのは姿を成り済ましたクイーンクリサリスであった。外見ではほとんど見分けのつかない扮装に、エピソードの後半に移るまでセレスティアを含めたキャンタロットのほとんどのポニーは偽物だということに気付きすらしなかった。唯一トワイライトだけがケイデンスの態度に不信感を抱き、結婚式のリハーサル中に押し入ってケイデンスを糾弾したが、一切ケイデンスを疑っていなかったセレスティアはトワイライトに大きく失望して花婿のシャイニングアーマーと共に結婚式への参加を控えるよう命じた。しかしクイーンクリサリスが倒された後、セレスティアはトワイライトが直感を信じて粘り強く疑い続けたことが結果的に本物のケイデンスを取り戻せたと称賛し、再び信用を取り戻した。
Magical Mystery Cureでは、トワイライトがスタースワールの完成しえなかった魔法を完成させると、目の前に星空が広がりセレスティアが出現した。スタースワールの呪文の完成はセレスティアが出した試験の一部であり、それに合格したトワイライトにセレスティアが「You have proven that you're ready(準備が整ったようね)」と声をかける。何の準備なのか理解していないトワイライトの前でセレスティアはおもむろに歌を歌い、トワイライトがポニービルに来てから現在までの数々のシーンが走馬灯のように星空の中に浮かび上がった。トワイライトが運命を果たす時が来たと語りかけたセレスティア。トワイライトが次に目を醒ますと自身の身体に両翼が生えていた。トワイライトはもうセレスティアの生徒でなくなることを心配したが、これからは"別の方法"で指導していくとセレスティアは答え、自分もトワイライトから学んでいくだろうとした。後日、セレスティアはトワイライトを正式なエクエストリアの新しいプリンセスとして迎え入れ、キャンタロットで国民の見守る中、戴冠式を執り行った。
性格[]
セレスティアはトワイライトの指導者であるが、ダイレクトに最終的な目標を告げることはあまりせず、生徒が回答を得られるように間接的に助言することが多い。例えば1話でのトワイライトの目標はナイトメアムーンを打倒するためにエレメントオブハーモニーを見つけることであったが、セレスティアが指示したのはポニービルで友人を作ることであった。
- トワイライトスパークル、勉強よりも大切なことがあります。[中略]それは友達をつくること。
- — セレスティアよりトワイライトへ宛てた手紙
王族の堅いイメージとは裏腹に、ポニーたちと談話をする際はジョークや和やかな質問を交えるなどして温和な雰囲気になるよう努めているシーンがある。プリンセスのペットでポニービルのパーティーに参加した際、ピンキーパイがセレスティアのカップケーキを奪って食べるという無礼極まりない行為をするが、セレスティアは怒ったりはせず冷静な対応をした。いたずらパーティにてトワイライトから受け取った"消えるインク"の手紙を受け取った際にもドッキリだと即座に理解し笑って受け流すなどユーモアを解する一面がある一方、プリンセスのペットでは逆に、次々とお茶をカップに注ぎ足してくるケーキ夫妻に「飲むフリ」をして引っ掛けるなど、お茶目な部分もある。その後セレスティアのカップケーキを食べようとしてケーキ夫妻に引きずられていくピンキーパイを笑顔で手を振り見送った。憧れのパーティ!では城のダンスパーティーを主催する立場でありなが堅い雰囲気に辟易していたセレスティアは、パーティーを台無しにしたトワイライトらを称賛する。またその後Make New Friends but Keep Discordで本編中2回目のパーティーが催されたが、パーティーを盛り上げるためにパーティーにディスコードを招待しており、エピソードの最後には「ここ数年で最高」とパーティーを評価していた。
また時にセレスティアは非常に寛大な一面を見せることがあり、プリンセスのペットでフィロミナをフラッターシャイに勝手に持ち出された際でも最終的に懲罰はせず諒恕をした。また、トワイライトがピンチ!ではレポートを提出しなければという強迫観念に囚われたトワイライトが結果的にポニービルで大混乱を招いたが、スパイクの通報によりセレスティアが直々に魔法で混乱を収束させると、厳しい表情でトワイライトに対しての処分を話し合いたいと図書館に呼びつけた。しかしながらその後友人らの主張により情状酌量されトワイライトの処分を見送った。但しその代わりとして、それまでトワイライトが毎週友情についての報告をしていたが、今後は友情について学んだことがあった場合にのみ報告すること、及び6人全員が手紙を送ることという新たな課題へ変更した。Keep Calm and Flutter Onでは過去のディスコードの所業にもかかわらず、彼が最終的に改心してくれると最後まで信じていた(しかも実際にディスコードは改心している)。
そんな滅多に怒らない優しい心の持ち主であるセレスティアであるが、その度量にも限界があるようで、例えばリターン・オブ・ハーモニーでディスコードがエレメントオブハーモニーを盗み出したと判明した瞬間、セレスティアは険しい顔でエレメントの即時返還を要求した。
ゴシップポニーでは、記者になったキューティーマーククルセイダーズによってセレスティアが密かにケーキを食べているところを激写される(後に「セレスティアもみんなと同じ」という見出しで学校新聞に掲載)。また名探偵ピンキーパイ!ではコンテストの参加者の作品を総合させて作った巨大なお菓子タワーを見て称賛するものの、見とれすぎてピンキーの一気食いを許してしまう。
セレスティアが好きな季節の一つは秋であると本人が述べており、ポニービルの落ち葉マラソンを楽しんでいた(アイアンポニーはどっち?より)。
荘厳で賢明な印象のセレスティアであるが、稀に自身の不安や他者との対立など、弱い一面を見せることがある。Celestial Adviceでは1話でセレスティアがトワイライトをポニービルへと送り出したが、その際に自分がもはや必要とされなくなるのではないかという心配から非常に躊躇していたという過去の葛藤を直々に語る。A Royal Problemでは、毎朝朝食に作るパンケーキを巡って実の妹のルナと気持ちのすれ違いが発生していたことが明らかになった。
デイブレイカー(Daybreaker)[]
A Royal Problemでスターライトグリマーが見ていた悪夢の中に、「より強大で美しいバージョン[4]」としてセレスティアのもう1人の潜在的なエゴの化身が登場する。デイブレイカーは見た目こそセレスティアと似ているが、性格は対照的にに傲慢で破壊的、更にパワーもある。自分以外は誰も存在する必要はないと主張するデイブレイカーは、ルナに関しては月への封印ではなく殺害しておくべきだったと語り、全世界の支配のためにハーモニーやバランスといった概念さえも否定した。
デイブレイカーはセレスティアよりも多くの太陽のパワーを魔法に変えて強烈な火球を発生させる。
魔法[]
他のユニコーンよりも遥かに強力な魔力を有し、セレスティアにのみ可能な魔法がいくつか存在するが、その最たるものは太陽の昇降である。本人のキューティーマークが1つの大きな太陽となっている通り、太陽の昇降はセレスティアがエクエストリアに対して負う最大の責務である。妹のプリンセスルナは月(と星)の昇降を担当しているが、1話の冒頭のナレーション曰く、妹のルナが月に封印されている間はセレスティアが太陽と月の両方の昇降を担っていたと伝えられている(すなわち月を昇降させる能力も有する)。セレスティアが太陽を昇らせる描写はキューティーマーク物語で詳しく描かれているが、トモダチは魔法の終盤でセレスティアが帰還する際に同時に太陽が昇る描写がなされている。
過去に2度だけエレメントオブハーモニーの魔力も借りたことがある。1度目は妹と共にディスコードを石化し封印するために使用し(怪物ディスコードより)、2度目はナイトメアムーンと化した妹のルナを月に封印する際に使用した(ようこそポニービルへのナレーションより)。前者のエピソードでセレスティアは、エレメントオブハーモニーを長らく使用していなかったために繋がりが途絶え、今はエレメントの力を利用することはできなくなっていると明かすと共に、今度はメーン6がエレメントを利用してディスコードを討伐しなければならないということを説明した。
なお、ナイトメアムーンの封印とディスコードの討伐はPrincess Twilight Sparkle - Part 1とPrincess Twilight Sparkle - Part 2のエピソードで詳しく語られている。
太陽の昇降とエレメントオブハーモニーの支配以外の魔法としては、番組のオープニングやエピソードの随所にテレキネシス(物体浮遊)をしている描写がある。またキューティーマーク物語では暴走したトワイライトの魔法を一瞬で停止したり、トワイライトがピンチ!ではポニービル中に広がった誘惑の魔法を解除したりしている。
ロイヤル・ウェディングではクイーンクリサリスと魔法で戦うが、互いの角から出すビームで力負けして敗北している。しかしながらこの事例は、クリサリスがシャイニングアーマーとプリンセスケイデンスの愛の力を吸収して魔力を増強していたために起こったものだと考えられる。
The Crystal Empire - Part 1の序盤でセレスティアがキングソンブラの過去についてトワイライトに説明する際に暗黒魔法を再現している。具体的にはソンブラと同じく地面から黒いクリスタルを生成するのだが、この際セレスティアの角が黒く覆われ、眼球は緑色になり、魔法の色は深い紫になるなど、禍々しい様相を呈する。この魔法はクリスタルエンパイアを憎しみと恐怖が支配した場合に発生するとセレスティアは説明した。またセレスティアは1000年前にキングソンブラをルナと協力して倒し、魔法で極北の氷の中に閉じ込めたと同エピソードで語っている。
Twilight's Kingdom - Part 2ではティレックがエクエストリアの全魔力を手に入れることを防ぐため、セレスティア、ルナ、ケイデンスの3人がトワイライトに自らの全ての魔法の力を授ける場面がある。全員がトワイライトに魔力を授けるとキューティーマークが消滅したが、トワイライトがティレックに勝利すると再びキューティーマークが復活した。
Make New Friends but Keep Discordでは城のパーティーに呼ばれたスムーズが暴走するが、セレスティアの力では止めることが不可能だった。
A Royal Problemではスターライトグリマーがセレスティアとルナのキューティーマークを入れ替えてしまう。するとセレスティアの魔法の色が妹の色になり、また眠っているポニーの夢の中に進入することができるという能力も手に入れた。
脚注[]
- ↑ まくたゆり. Twitter (2019-10-05). 参照日時:2019 10月 21.
- ↑ 原語は「"two regal sisters who ruled together and created harmony for all the land," and that "the eldest used her unicorn powers to raise the sun at dawn; the younger brought out the moon to begin the night."」に相当する文。
- ↑ Lauren Faust discussing Celestia's powers on deviantArt comments section (2011-12-18). 参照日時:2011 12月 20.
- ↑ 自称。