マイリトルポニー Wiki
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一人でできるもん!/台詞
Episode4
シーズン №: 1
シーズンエピソード №: 4
合計エピソード №: 4
放送日: 2010/11/5(アメリカ)
2013/4/23(日本)
参照
エピソードガイド

チケットは誰のモノ?

いたずらパーティー

アップルジャック:うっひゃあ!もうびっくり!こんなにたくさんのリンゴがなるなんて初めてだよ。

ビッグマッキントッシュ:おうよ。でもお前一人で収穫する気か?

アップルジャック:大丈夫。兄ちゃんはゆっくり怪我治してよ。あたしに任せとけば大丈夫だって。(小突く)……おっと、ごめん。日が暮れるまでに片付けておくよ。

ビッグマッキントッシュ:心配だぜ。お前の手に負えなくなるんじゃないか?

アップルジャック:じゃあ兄ちゃんは私が約束を守れないっていうの?

ビッグマッキントッシュ:まあな。

アップルジャック:ひどいなあ、あたしはアップルジャックだよ。 一番友達思いで頼りになるポニーなんだ。

ビッグマッキントッシュ:だけどお前一人でやるなんて、リンゴの木が何百本あると思ってるんだ?全部なんて無理だよ。

アップルジャック:やる気になってるのにケチつけないでよ。できるってば。できるとこ見せてあげる。こうなったら最後まで一つ残らずリンゴを収穫してみせる。あたしだけの力で!


(オープニングテーマ)


(地鳴り)

レインボーダッシュ:暴走だ!

ポニーたち:(騒然)

ピンキーパイ:ねぇ、あたしの声ブルブルいってる!おっかしいの!

トワイライトスパークル:ピンキーパイ、ふざけてないで逃げて!

町長:皆さん落ち着いて、慌てることはありません。

ラリティ:でも町長、どうすればいいんでしょう?

レインボーダッシュ:見て!

アップルジャック:イーハー!

ポニーたち:(歓声)

アップルジャック:ウィノナ、挟み撃ちだ!

ウィノナ:(吠える)

アップルジャック:追い込むよ!

ウィノナ:(吠える)

ピンキーパイ:ロデオショー盛り上がってる!

アップルジャック:ほらみんな、回って。(口笛)ウィノナ、追い込むよ!

ウィノナ:(吠える)

アップルジャック:ハッハー!よし!(踏ん張る声)その調子、イーハー!

ポニーたち:(歓声)

ピンキーパイ:いけいけアップルジャック!いけいけアップルジャック!

アップルジャック:ふぅ、イエイ。ねえ、何でこんなことになったの?

デイジージョー:(牛の鳴き声)(咳払い)本当ごめんなさい、アップルジャック。でモ~このリエラがいきなし蛇にバッタリして……。

牛たち:(どよめき)

デイジージョー:それでみんなびっくりしてこうなったの。

アップルジャック:そういうことだったんだ。次からはポニービルに向かってこないでよね。

デイジージョー:そうするわアップルジャック。じゃあねウィノナ。

ウィノナ:(吠える)

ポニーたち:(歓声)

アップルジャック:イーハー!

ピンキーパイ:イーハー!カウポニーだよ!

町長:アップルジャックって本当に本当に―――。

ピンキーパイ:最高でしょ!(落下音)

町長:その通り。町を守ってくれたお礼に何かしてあげなくてはね。

ピンキーパイ:だったら……パーティー!

トワイライトスパークル:終わった?

ラリティ:あとひとつだけ。これで完璧。

トワイライトスパークル:ようこそ皆さん。今日はポニービルを救ってくれたアップルジャックに、感謝の気持ちを表したいと思います。彼女はみんなのために―――。

レインボーダッシュ:アップルジャックってさ、スポーツ選手みたい!動きがカッコイイんだ!でね、今週手伝ってくれるって。新しい技の練習。これがまた凄い……!

トワイライトスパークル:あら、そう。では―――。

ピンキーパイ:あたし、今週ケーキ屋さんの店番を頼まれてるの。

トワイライトスパークル:アップルジャックと関係ないでしょ?

ピンキーパイ:……そっか。アップルジャックが一緒に、お店を手伝ってくれるの。あの子が作ったケーキ、タダで配るからみんな来てね。

ポニーたち:(歓声)

トワイライトスパークル:そう、すごいすごい。邪魔されないで私、話したいんだけど。

フラッターシャイ:トワイライト。

トワイライトスパークル:何?

フラッターシャイ:トワイライト、一言いい?今週アップルジャックがウサギの数調べを手伝ってくれるの。最近生まれたウサギの赤ちゃんの数を数えるのよ。彼女にはウサギを集めてもらうの、上手だから。

トワイライトスパークル:他にいる?いない?じゃあ私の話を続け……。あー!!もういい!!

町長:(咳払い)ではでは皆さんよろしいですか。私の方から「あなたは素晴らしいポニーで賞」を送りたいと思います。賞を贈られるポニーは、ポニービルいち頼りになるポニー。才能に恵まれたしっかり者のそのお友達の名前は……アップルジャック!(ファンファーレ)

ポニーたち:(歓声)

スパイク:Yoー!イエーイ!いいぞー!アップルジャックー!すごいぞー!イェーイ!……。

町長:(咳払い)

スパイク:どっちらけ。

アップルジャック:ここだよ。ここ。(あくび)遅れてごめん、実はさ……。うわぁ、しっぽ踏んだ!?町長さんありがとね、私のために集まってくれて。(あくび)すごいキラキラしてる……。(笑い)なんかおっかしいの。ウーウー。

ピンキーパイとアップルジャック:ウーウウー。ウー。

トワイライトスパークル:それじゃあ、ありがとうアップルジャック。牛たちから町を守ってくれて。あなたはいつもみんなの力になってくれる。

アップルジャック:ああ、 みんなの力になれて(あくび)何より……。(眠る)(気が付く)ありがとう。

トワイライトスパークル:気のせいかな、アップルジャックが―――。

レインボーダッシュ:よれよれ。

フラッターシャイ:フラフラ。

ラリティ:ボロボロ。だって、ねぇあのタテガミ見た?

ピンキーパイ:ケーキに見えたけど?ウーウー!


アップルジャック:(木を蹴る)

トワイライトスパークル:一体何やってるんだろう?アップルジャック?

アップルジャック:(眠る)

トワイライトスパークル:アップルジャック?アップルジャック!(テレポート)……アップルジャック!!

アップルジャック:ああ、トワイライト。

トワイライトスパークル:何してるの?

アップルジャック:リンゴの収穫してる。

トワイライトスパークル:収穫って?

アップルジャック:ああ、今リンゴの実がなる季節だからね。木から摘み取って、街で売るんだ。

トワイライトスパークル:アップルジャックだけでやってるの?

アップルジャック:ビッグマッキントッシュが怪我したから。

トワイライトスパークル:前にいた親戚のポニーたちはどうしたの?手伝わないの?

アップルジャック:ああ、あの時は遊びに来てただけ。みんな家も遠いとこだし、それぞれ農園もあるからね。自分でやんないと……。だから仕事に戻りたいんだよね。(咳払い)分かんない?仕事に戻るの。

トワイライトスパークル:分かった。

アップルジャック:あー、だからどいてくれる?

トワイライトスパークル:どいたけど……。アップルジャック大丈夫なの?

アップルジャック:何も心配することないよ、全然平気だし。(虚空を蹴る)

トワイライトスパークル:手伝ってあげようか?

アップルジャック:手伝う!?ううん、要らないし!

トワイライトスパークル:あなた一人でやるなんて無理―――。

アップルジャック:何か文句あんの?

トワイライトスパークル:う、ううん……。

アップルジャック:なら、一人でやれるってとこ見せてやるから。悪いけどあたしもう行くよ。リンゴ集めなくちゃ。


レインボーダッシュ:遅いじゃん!

アップルジャック:(あくび)ゴメンねレインボーダッシュ、りんごの収穫で忙しくてさ。それで新しい技って?

レインボーダッシュ:ほらあそこ見て!

アップルジャック:あー、あれ?

レインボーダッシュ:いい?ボクがあそこに立ったら、あそこから飛び降りてよ。それで僕は凄いスピードで空中へ飛び出すんだ。そして色んな宙返りをしてみせる。もうワンダーボルトもびっくりすること間違いなし!

アップルジャック:ちょっと危ないんじゃない?

レインボーダッシュ:僕は飛べるんだ、チョロいさ。

アップルジャック:そうだった。

レインボーダッシュ:いい?ワン、ツー、スリー!

アップルジャック:(激突)

レインボーダッシュ:あー、地面じゃなくてさ……。シーソーのそっちに降りてくれなくちゃ。

アップルジャック:了解。(繰り返し激突)

レインボーダッシュ:アップルジャック、どうしちゃったんだよ!?ポニービルで一番運動が得意なんだろ?

アップルジャック:そうだよ。(溜息)大丈夫、本当。これなら絶対だ、見てて。(シーソーを下げる)ジャジャーン!……ああ、ダメか。じゃあもう1回。今度はバッチリだよ。

レインボーダッシュ:うぅっ!?

アップルジャック:いくよ!

レインボーダッシュ:待って、アップルジャッーーーー―――!


レインボーダッシュ:うわーーー!(激突)

トワイライトスパークル:大丈夫?

レインボーダッシュ:他にいるかもね、大丈夫じゃないポニー。

トワイライトスパークル:アップルジャック?

レインボーダッシュ:です。


トワイライトスパークル:アップルジャック、話せる?アップルジャック、話せる?

アップルジャック:蜂がブンブン言ってる?聞こえないけど。

トワイライトスパークル:じゃなくて、話せる?

アップルジャック:セールに行くの?あ、セロリを買いに?

トワイライトスパークル:じゃなくて、話がしたいの!

アップルジャック:え、歯磨きしたいの?したけりゃどうぞ。

トワイライトスパークル:だから話がしたいの!!

アップルジャック:ああ、だったらそう言ってよ。それで、何の話?

トワイライトスパークル:レインボーダッシュが、今日うちに来たの。

アップルジャック:付き合いのいい子だからね。

トワイライトスパークル:ええ、あなたに飛ばされて、うちのバルコニーに落っこちてきたのよ。

アップルジャック:そうだっけ?今朝は調子がいまいちで……。

トワイライトスパークル:働きすぎよ。助けが必要だわ。

アップルジャック:え、椎茸?!要らないよ!キノコは嫌いなんだ。

トワイライトスパークル:た・す・け!!助けが必要!!

アップルジャック:そんなの要らないから。見せてやるんだ、みんなに。自分だけで出来るってとこ。(木にぶつかる)悪いけどもう行くね、ピンキーパイを手伝わなきゃ。

トワイライトスパークル:もう……。


ミセスカップケーキ:じゃあピンキーパイ、午後はマフィンを焼いて。お店の方もお願いするわね。

ピンキーパイ:分っかりました、ミセスケーキ!アップルジャックが手伝ってくれるから大丈夫。 この子ケーキ作りがとても上手なんです、そうだよね?ね、そうだよね?

アップルジャック:(首を横に振る)

ミスタキャロットケーキ:え、上手じゃないのかい?

アップルジャック:うぇ!?じゃなくて、その、心配しないで。フリッターからパイまで、あっという間に作っちゃうから。

ミセスカップケーキ:(笑う)よかった。じゃあ頼んだわね。

アップルジャック:(首を横に振る)

ピンキーパイ:頭なんかブルブルしてないでケーキ焼きましょうよ!


ピンキーパイ:オッケー、砂糖に卵ね。チョコチップ取って。

アップルジャック:え、何だって?

ピンキーパイ:チョコチップ。

アップルジャック:チップス?オーケー。ポテトチップス……。少ししょっぱいけど、ま、いっか。次は?

ピンキーパイ:ベーキングソーダ。

アップルジャック:ソーダ。いいね、ポテトチップスが柔らかくなる。ねえ次は?

ピンキーパイ:小麦粉1カップ。

アップルジャック:え、黄色いの1カップ?そうだ、レモンって黄色いよね。黄色いの1カップ。次は何?

ピンキーパイ:最後ね、麦芽。

アップルジャック:(息をのむ)蛾だって!?そうだ、ミミズだって同じようなもんだ。

ピンキーパイ:うん、これは美味しそう!

アップルジャック:そうかな……?

ピンキーパイ:マフィン作ったよ、みんな食べて!

アップルジャック:ホント、すごく美味しいよ!熱いうちに食べて!


トワイライトスパークル:聞いて飛んできたの。

ナース・レッドハート:ありがとうトワイライト、もう手がつけられないの。

トワイライトスパークル:大変!どうしたの?

ナース・レッドハート:ケーキを食べてお腹を壊したの。

ピンキーパイ:そう、ケーキ食べて"悲ゲーキ"が起きたの……。

トワイライトスパークル:……アップルジャック!

スパイク:うーん、食べる?


アップルジャック:(力ない声)(眠る)

トワイライトスパークル:アップルジャック、話があるの。

アップルジャック:何!?ああ、トワイライトか。

トワイライトスパークル:ワゴンだって引けないし、助けが要るわ。

アップルジャック:(乾いた笑い)要らないってば。

トワイライトスパークル:ねえ、手伝わせて。

アップルジャック:だから、要らないってば!もうちょっと……もうちょい……やった!(木を蹴る)ほら、リンゴ!落ちろ!

トワイライトスパークル:ねえ、あなたが蹴ってる木……枯れてる。

アップルジャック:知ってた。

トワイライトスパークル:それとね、まだ他にもあるのよ。病院に寄ってきたんだけど―――。

アップルジャック:今さ、お説教聞いてる暇ないんだ。

トワイライトスパークル:でも助けがあれば―――。

アップルジャック:だから、もう、やめて!しつこいな、もうほっといてよ!誰の助けもあたし、要らないから!

トワイライトスパークル:(不満の声)ラバみたいに頑固な子!

ラバ:(鳴き声)

トワイライトスパークル:ああ、ごめんね。

ラバ:いいって。


フラッターシャイ:アップルジャックありがとう、ウサギの数調べに協力してくれて。

アップルジャック:(溜息)何でこんなことするの?

フラッターシャイ:赤ちゃんがたくさん生まれたからよ。だから新しい家族を数えるの。

アップルジャック:なら早いとこ始めよう。

フラッターシャイ:そうね、でも覚えといて。ウサギは牛とは違うの。臆病だから優しくしてね。

アップルジャック:言われなくても分かってる。動物を追うのは得意だ。ね、ウィノナ。(地面を踏みつける)お前達、集まりな!真ん中に!ほら行った!

ウサギたち:(逃亡)

アップルジャック:そう……そうくる?追い込むんだウィノナ!

ウィノナ:(吠える)

フラッターシャイ:アップルジャック、ウィノナ、やめて!怖がってるじゃない!

アップルジャック:こうするのが一番。ほら、行った、行った!

ウィノナ:(吠える)

フラッターシャイ:やめて!!


レインボーダッシュ:暴走だ!

ポニーたち:(騒然)

リリー:(気絶)


トワイライトスパークル:(鼻歌)(驚嘆)

ローズ:大変、大変よ!

リリー:怖かった!

デイジー:事件よ、とても恐ろしい事件!

トワイライトスパークル:どういうこと?

リリー:お庭がめちゃくちゃ……。

ローズ:お花が食べられてる!

デイジー:そう、そう……あの子達に!

フラッターシャイ:どうしよう、やめてうさちゃん達!ダメダメ!おうちに帰りましょう?ダメ!困ったわ……。

トワイライトスパークル:なるほど。もうほっとけない!


アップルジャック:ちゃんと……蹴り……続けなきゃ……あと……もうちょっとで……リンゴ、集め終わる……。

トワイライトスパークル:アップルジャック。あなたが意地を張るから、あなただけじゃなく、みんなが酷い目に遭ってる。お腹を壊したり、赤ちゃんウサギが暴走したり。あなたが何て言おうと、助けが必要。

アップルジャック:(木を蹴る)フン!要らないよ。見て、遂にやった。誰の助けも無しに、農園のリンゴ全部集めた!ふぅ、どんなもんだい!

ビッグマッキントッシュ:ああ……どんなもんだい、ってまだあるぞ?

アップルジャック:ま、まだあったんだ!?でももう無理、できない……。(卒倒)

トワイライトスパークル:アップルジャック……アップルジャック!

アップルジャック:(気が付く)

トワイライトスパークル:よかった、大丈夫ね。アップルジャック、あなたって凄いなって思う。いつだってみんなの力になって……でもたまにはあなたも友達に助けてもらっていいんじゃない?

アップルジャック:分かったよ。

トワイライトスパークル:イヤだなんて言わせないわよ、え?

アップルジャック:分かったよ。だからお願い、手伝ってもらえるかな。

トワイライトスパークル:(安堵)


トワイライトスパークル:

拝啓 プリンセスセレスティア
 アップルジャックは最高の友達です。いつもみんなの力になってくれます。困ったのは、彼女が助けてほしいと素直に言えないこと。友情って、あげるだけじゃなくて貰うことも大事だということがよく分かりました。
あなたの弟子 トワイライトスパークル

アップルジャック:みんな一休みしよう、アップルジュースを飲んでよ。手伝ってくれてホントありがとう。あたし、ちょっと頑固だったね。

トワイライトスパークル:ちょっと?

アップルジャック:分かったよ、頑固だった。本当にゴメンね。町からトロフィーを貰ったのは嬉しいけど、みんなが友達でいてくれることの方がもっと嬉しい。

レインボーダッシュ:(一息)リンゴを集めたらお腹が空いたな。

スパイク:ちょうどいいおやつがあるよ!

ピンキーパイ:スパイク!お腹壊しちゃう!どこから持ってきたの?

スパイク:ゴミ箱だよ。

6人:(ドン引き)

スパイク:一口食べてごらんよ、ほら。

6人:(非難)

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