このページでは本編(My Little Pony Friendship is Magic)を中心に、言及されているエクエストリアの歴史についてまとめる。
エクエストリア建国以前[]
- 共に激しい敵対関係にあったアースポニー、ユニーン、ペガサスの三種族は元々同じ土地に住んでいた。
- プラチナ王女はクローバー(クローバー・ザ・クレバー:スタースワールの門下生であり王女の側近)と共にユニコーン族を治めていた。
- プティングヘッド首相は秘書のスマートクッキーと共にアースポニー族を治めていた。
- ハリケーン将軍はパンジー二等兵[1]と共にペガサス族を治めていた。
- お互いに確執を抱きながら、危うくも平和な日々が続いていた。ところがある日を境に三種族の住む土地に不思議な大吹雪が吹き荒れ、三種族とも食糧に窮するようになった。互いにそれぞれの種族の責任と主張をし、種族間での喧嘩が始まる。一度はそれぞれのトップが和平会議を開いたものの、交渉は決裂。三種族はそれまでの土地を捨て、新たな土地を探しに出かけた。
結果、全員新しい土地は見つけるものの、ほぼ同時に全く同じ土地に辿り着いたため領有権を巡って確執が再燃。彼らの確執は同時にウィンディゴを引きつけ、前の土地と同様に大吹雪が吹き荒れた。種族のリーダーたちは洞窟に逃げ込むが氷漬けになる。残ったクローバー、スマートクッキー、パンジーは友好を深め、友情の灯を生み出し、氷漬けから免れた。友情の灯は一晩中洞窟を照らし、他のリーダーたちも生還した。全員で和解をしたのち、新たな土地を全種族で共有することに同意したリーダーたちは、その新たな土地を「エクエストリア」と命名した。(メリーメリーキャンタロットより)
エクエストリア初期[]
- キャンタロット設立。設立を記念して毎年ダンスパーティー(原題:Grand Galloping Gala)が開催される(Twilight Sparkle :Teacher for a Day[2]より)。
- クリスタルエンパイア建国。
- 『The Journal of the Two Sisters[3]』によれば、
- 年代順は不明なものの、
- クイーンクリサリスとチェンジリングが誕生。 (My Little Pony: FIENDship is Magic Issue #5より)
- ディスコードが力を強め、エクエストリアを「永遠の不安と不幸」で支配する。このときハーモニーの樹の魔力を吸い上げるため、Plunderseedを蒔く。セレスティアとルナはディスコード石化封印のため、ハーモニーの樹からエレメントオブハーモニーを集める(怪物ディスコード, Princess Twilight Sparkle - Part 2より)
- 「古代以前の時代(pre-Classical era)」にスタースワールは200以上の魔法を作り、それはキャンタロットの記録保管所の一部に保管された (ナイトメアナイトの夜, 未来からのメッセージより)。
- 古代パレオポニー時代、ポニーたちはキューティー病(原題:Cutie pox)[2]に苦しめられていた。(恐怖のキューティーマークより)
- あるアースポニーとアリコーンのプリンセスがラブ薬/毒[3](原題:love potion/poison)を摂取したことがきっかけでハート&フーブスデイが誕生した。(チアリー先生のお見合いより)
- ティレックとスコーパンがエクエストリアに訪れ、その魔力を奪おうとする。しかしスコーパンはポニーたちを評価しティレックの身をプリンセスに引き渡した。ティレックはその罪でタルタロスの元へ追放された。(Twilight's Kingdom - Part 1より)
現代までの1000年間[]
- キングソンブラがPrincess Amoreを倒し、クリスタル王国の新たな統治者となる。圧政の下、クリスタルポニーを奴隷化。(The Crystal Empire - Part 1, My Little Pony: FIENDship is Magic Issue #1より)
- セレスティアとルナがソンブラを倒して影に変え、北極の氷の下に閉ざした。(The Crystal Empire - Part 1, My Little Pony: FIENDship is Magic Issue #1より)
- 倒されたソンブラがクリスタルエンパイアとその住人に呪いをかけ、その国と民の姿を1000年以上も消した。(The Crystal Empire - Part 1, My Little Pony: FIENDship is Magic Issue #1より)
- 昼遊ぶポニーたちが夜に眠ってしまうことに対する寂しさから、ルナが邪悪な心をもつようになった。姉の説得も虚しく、絶対的な支配を目論んだルナはセレスティアを倒すためナイトメアムーンに変身する。セレスティアは妹の暴走を止めるべく、エレメントオブハーモニーの魔力を使い、ナイトメアムーンと化したルナを月に封印する。この封印は1000年後の夏至の日まで解かれることは無かった。(ようこそポニービルへより)
- E.U.P.ガードをセレスティアが設立。セレスティア統治一周年記念日に、ファイアーフライがワンダーボルトを結成した。(Testing, Testing, 1, 2, 3[6]より)
- 若き日のグラニースミスとその家族がビリビリンゴ(原題:Zap Apple)を発見。これをきっかけにポニービルがエクエストリアに誕生した。(大好きグラニースミスより)
- ナイトメアナイトが開始(ナイトメアナイトの夜より)
- アップルファミリーはこの時から100か月ごとに家族全員が一堂に会する行事(アップルファミリー・リユニオン)を行なうようになった。(Apple Family Reunion[7]より)
- ポニービルの住人が冬のお片付け(原題:Winter Wrap Up)の伝統行事を開始。(冬をお片づけより)
現代[]
- プリンセスケイデンスが誕生。ペガサスとして生まれ、森の中でアースポニーに発見される。成長する中で、Prismaと言うポニーから"愛を盗む魔法"を与えられるが、その効果を反転させて習得する。ケイデンスの能力を認めたセレスティアは、彼女をアリコーンに変えて自らの姪として迎え入れた。(Twilight Sparkle and the Crystal Heart Spell[8]より)
- 年代順は不明なものの、
- サンセットシマーがセレスティアの生徒となる。のちに反抗し、異世界へと旅立った。
- フィリーデルフィアがクラウズデールを差し置いてエクエストリア・ゲームズ(原題:Equestria Games[9])の開催地に選ばれた。(Games Ponies Play[10]より)
- レインボーダッシュとギルダがフライトキャンプで友達になった。(The Lost Treasure of Griffonstone[11]より)
- シャイニングアーマーがケイデンスと出会い、恋に落ちた。(Neigh Anithing[12]より)
- ケイデンスがトワイライトのベビーシッターとなった。 (A Canterlot Wedding - Part 1より)
- 幼いトワイライトが夏至のお祭りを見て魔法の勉強をし始め、両親の計らいでキャンタロットの魔法学校の入学試験を受けた。(キューティーマーク物語より)
- 幼いアップルジャックがスイートアップル農園を出ていき、オレンジ夫妻の元へと行った。(キューティーマーク物語より)
- 幼いラリティが学芸会の衣装デザインで苦しむ中、突然彼女の角が光りだし知らない場所へ連れていかれた。(キューティーマーク物語より)
- スターライトグリマーとトワイライト、スパイクが未来からやって来た。
- レインボーダッシュがいじめっ子たちとのレースの最中にソニックレインブームを発動し、キューティーマークを得る。それを受けた他の5人が連鎖的に将来を変えるような影響を受けた。
- フラッターシャイはレインボーダッシュのレースのはずみで地上へと落下するが、地上を飛んでいた蝶がクッションとなり助かっていた。初めての地上とそこに暮らす動物たちにすっかり夢中になるフラッターシャイだったが、ソニックレインブームの衝撃音で動物たちが怖がって隠れてしまう。フラッターシャイが動物たちを落ち着かせたとき、動物と会話できる才能に彼女は気付き、キューティーマークが出現した。
- アップルジャックはメーンハッタンの堅く上品な暮らしぶりに辟易し、ホームシックになっていた。泣きながら窓の外を見ていると、ソニックレインブームの虹がポニービルの方を指し示していた。自分のやりたいことは農園にあると気付いた彼女は、スイートアップル農園へと急いで戻り、キューティーマークを得た。
- トワイライトは魔法学校の入学試験の最中だったが、どう頑張っても思うように魔法が出なかった。諦めかけていたその時、ソニックレインブームの衝撃波がキャンタロットに到達する。衝撃波の影響でトワイライトの魔力が自身でコントロールできないほど覚醒し、周りのポニーを巻き込んだ。この際、試験課題であった紫の卵からのちの助手となるスパイクが孵る。セレスティアはトワイライトの能力を見込み、自らの弟子として迎え入れ、トワイライト自身もキューティーマークが出現した。
- ラリティは角に導かれるがままに巨岩の前に立っていた。昼夜問わず引っ張られた先が岩なのか、と憤慨していた矢先にソニックレインブームの衝撃波が到達する。衝撃で巨岩は真っ二つに割れ、中からは色とりどりの宝石が出現した。ラリティはこの宝石を使い、学芸会の衣装を作成。会は大成功を収め、ラリティにはキューティーマークが現れた。
- ピンキーパイは石ばかりの採石場の暮らしにウンザリしていた。そんな中、採石場にソニックレインブームが訪れる。綺麗な虹を見た彼女は幸せに満ち(髪型も変わった)、他のポニーたちも笑顔にしたいと考える。翌朝、ピンキーは自分でパーティーを家族と一緒に楽しみ、キューティーマークが出現した。
- 年代順は不明なものの、
- レインボーダッシュが自身の誕生日にポニービルへと引っ越してくる(Pinkie Prideより)
- ピンキーパイがポニービルでパーティーを開催し、それに触発されたチーズサンドウィッチがパーティーポニーになる。(Pinkie Prideより)
- 魔法学校に入ったトワイライトがミヌエット、トィンクルシャイン、レモンハーツ、ライラ、そしてムーンダンサーと友達になった。(Amending Fences[13]より)
- アップルジャックがラーラとキャンプ友達になった。(The Mane Attraction[14]より)
- スターライトグリマーが村を立ち上げた。(The Cutie Map - Part 1[15]より)
- アップルーサが誕生した。(アップルーサの決闘より)
トモダチは魔法[]
- ナイトメアムーン復活となる1000年目の節目を迎えるというトワイライトの懸念をよそに、セレスティアは夏至のお祭りの監督として彼女をポニービルに派遣する。トワイライトはここで初めてピンキーパイ、アップルジャック、レインボーダッシュ、ラリティ、フラッターシャイと出会い、全員と協力をした。
- ナイトメアムーンが復活した。
- ありえた別ルート:ナイトメアムーンがセレスティアを月に封印し、エクエストリアを支配した。(The Cutie Re-Mark - Part 2より)
- トワイライトたちはエレメントオブハーモニーを発見し、ナイトメアムーンを倒した。
- ルナが元に戻り、セレスティアと1000年ぶりに再会を果たした。
- セレスティアがトワイライトにポニービルで友情について学ぶよう使命を出した。
シーズン1[]
- セレスティアがトワイライトと他の5人にダンスパーティー(原題:Grand Galloping Gala)のチケットを送った。(チケットは誰のモノ?より)
- 年代順は不明なものの、
- ラリティが5人のためにダンスパーティー用のドレスを仕立てた。(ラリティのドレスより)
- レインボーダッシュがフライングコンテストでラリティを救助し、優勝。(ソニックレインブーム!より)
- メーン6がダンスパーティーに参加。期待に胸を膨らませたが、理想と現実の壁を乗り越えられずパーティーを滅茶苦茶にして終了した。
- 年代順は不明なものの、
- トリクシーがポニービルに来訪。散々ほらを吹いた結果、こぐま座をスニップスとスネイルスが連れてきたが、退治できずに逃亡した。(大魔法使いトリクシーより)
- トワイライトたちがゼコラと知り合った。(ゼコラの呪いより)
- アップルブルーム、スウィーティーベル、スクータルーの3人がキューティーマーククルセイダーズを結成。(あたしのキューティーマークより)
- トワイライトが夜のアシスタントとしてアウルイシャスを雇った。(やきもちスパイクより)
リターン・オブ・ハーモニー[]
- キューティーマーククルセイダーズの些細な喧嘩が原因でディスコードの封印が解かれ、ポニービルをカオスな世界にした。
- ありえた別ルート:ディスコードのカオスがエクエストリア全土に及んでいた。(The Cutie Re-Mark - Part 2より)
- ディスコードの術中にハマったメーン6は一度は友情に亀裂が入るものの、トワイライトのお蔭で再び友情を取り戻す。6人が全員揃ったエレメント・オブ・ハーモニーのパワーでディスコードは再び石化・封印をされた。
シーズン2[]
- セレスティアはトワイライト以外のメーン6にも友情についてのレポートを提出するように命じた。(トワイライトがピンチ!より)
- ケーキ夫妻に双子のパウンドケーキとパンプキンケーキが生まれた。(ベビーシッターは大変より)
- 年代順は不明なものの、
- ナイトメアナイトにルナ自身が参加。(ナイトメアナイトの夜より)
- レインボーダッシュがペットにリクガメを迎え入れ、タンクと名付けた。(ペットコンテスト!より)
- フリムフラム兄弟がポニービルに来訪。アップルサイダー対決をスイートアップル農園に申し込み、勝利した。(アップルサイダー対決より)
- ありえた別ルート:フリムフラム兄弟がアップル農園を造り替えた。(The Cutie Re-Mark - Part 2より)
- クランキーがポニービルに引っ越した。
ロイヤル・ウェディング[]
- チェンジリングのリーダー・クイーンクリサリスがキャンタロットの潜入に成功し、ケイデンスを地下牢に閉じ込めて彼女と入れ替わった。
- ありえた別ルート:そのままチェンジリングはエクエストリアの支配に成功し、多くのポニーが土地を追われた。(The Cutie Re-Mark - Part 2より)
- トワイライトは兄のシャイニングアーマーとケイデンスの結婚式に友人と共に招待された。
- トワイライトは地下牢に閉じ込められた本物のケイデンスを救出し、クリサリスはシャイニングアーマーとケイデンスの愛の力によりキャンタロットから追放された。
- シャイニングアーマーと本物のプリンセスケイデンスが結婚。
クリスタル・エンパイア[]
- 1000年間姿を消していたクリスタル・エンパイアが出現。キングソンブラは影となりつつもクリスタルエンパイアの支配を企てた。
- ありえた別ルート:ソンブラが完全復活し、クリスタルエンパイアを再び支配。その強大な力がエクエストリアまで及ぼうとし、両国の全面戦争(Great Crystal War)[16]に発展した。
- セレスティアはテストの一環として、トワイライトにクリスタルエンパイアへ向かい国を救うように命じた。
- トワイライトはクリスタルハートを城中から発見したが、あと一歩のところでソンブラの罠にかかる。自力での脱出に時間がかかると踏んだトワイライトは、クリスタルハートをスパイクに託した。スパイクはケイデンスと共にクリスタルハートを運び、クリスタルポニーとの愛の力でソンブラを退ける。ケイデンスはクリスタルプリンセスとしてポニーたちに認められ、スパイクは王国を救った英雄("Great and Honorable Spike the Brave and Glorious")となった。
シーズン3[]
- 年代順は不明なものの、
- バブス・シードがポニービルに来訪し、キューティーマーククルセイダーズのメンバーとなった。(One Bad Appleより)
- アリコーン・アミュレット[17](原語:Alicorn Amulet)[4]を手に入れたトリクシーがポニービルに再来し、トワイライトに再戦を申し込んだ。トワイライトは魔力に敗北しポニービルを追放されるものの、友達の協力によりトリクシーからアミュレットを外すことに成功し、ポニービルも救われた。(Magic Duelより)
- スクータルーがレインボーダッシュの妹分になった。(Sleepless in Ponyvilleより)
- レインボーダッシュがワンダーボルト・アカデミー[18](原題:Wonderbolt Academy)に入学。(Wonderbolts Academyより)
- セレスティアが改心を条件に石化したディスコードの封印を解除した。最初は馬耳東風だったが、最終的にフラッターシャイの努力により懐柔させられた。(Keep Calm and Flutter Onより)
- クリスタルエンパイアが次回エクエストリア・ゲームズの開催地に選定された。(Games Ponies Playより)
- トワイライトスパークルがスタースワールが完成しえなかった友情の魔法を完成させた。セレスティアがトワイライトをアリコーンに変え、プリンセスに即位させた。[5](Magical Mystery Cureより)
- ↑ 原題は司令官と副司令官。
- ↑ キューティー病とは、ポニーの身体中に無秩序にキューティーマークがどんどん出現し、それら全ての才能を実行してしまう病気である。自然と治癒するが確立された治療法は無く、感染経路も謎の奇病。
- ↑ チアリー先生のお見合いで登場。ラブ薬は飲んだ二人を互いに引きつける効果があるが、調合成分を間違えて効果が暴走したものラブ毒と呼ぶ。飲んだ二人は盲目的にお互いを見つめ合い、他の一切が手に付かなくなる。
- ↑ 身に着けた者に莫大な魔力を授けるアミュレット。年齢操作等の最上級の魔法を使用できるようになるが、使用者の身体をどんどん蝕んでいく(トリクシーには性格面で影響が出た)。使用者以外にアミュレットを取り外すことはできない。
- ↑ 元々この話でMLP:FiMの最終回を迎える予定だったとスタッフは語る。(参照:Youtube[1])