Forever Filly | |
---|---|
シーズン №: | 7 |
シーズンエピソード №: | 6 |
合計エピソード №: | 149 |
放送日: | 2017/5/13(アメリカ) 2017/5/6(カナダ) |
脚本: | Michael P. Fox and Wil Fox |
ストーリーボード: | Marta Demong and Desirae Salmark |
注目キャラクター: | スウィーティーベル ジッポーウィル |
参照 | |
エピソードガイド | |
前 Fluttershy Leans In |
次 Parental Glideance |
Forever Fillyは、マイリトルポニー〜トモダチは魔法〜のシーズン7の6番目のエピソードで、全体では149番目のエピソード。タイトルは"Forever young"という映画や音楽などでよく使われるフレーズ(日本語で言う「永遠の○○歳」のような表現)から来ている。
このエピソードでは、ラリティがスウィーティーベルと質の高い時間を過ごそうと試みる。しかしその思いとは裏腹に、もうスウィーティーベルはいつまでも子供ではなかった。一方アップルブルームとスクータルーはジッポーウィルの愛犬リプリーとの親睦の手伝いをしていた。
製作[]
このエピソードはディスカバリーファミリーでは5月13日に放送されたが、カナダの放送局Treehouse TVではそれより7日早く放送された[1]。
本エピソードに登場するジッポーウィルの愛犬、リプリーは、マイリトルポニーシリーズ監督・Jim Millerの愛犬の名前から取られている。しかしながらその外見はJim Miller監督の愛犬というよりはディレクターのDenny Luの愛犬、ミソに似ていると監督は語っている[2][3]。
概要[]
妹恋しき姉[]
物語はキャンタロットから始まる。キャンタロット・カルーセルではサシーサドルが商品を冬物から春物へと入れ替えるため忙しなく働いていた。一方同じく店にいるラリティは落ち着き払っており、サシーがブティックの準備に必要な物品を予め全て用意し、サシーの要求に即時に対応していた。店舗の準備にそこまで慌てなくても大丈夫だと彼女がサシーに保証すると、サシーは落ち着きを取り戻した。そんな中ラリティは、店内にあった衣服の生地の下から一枚の昔の写真を見つける。自身の妹、スウィーティーベルとの写真だった。妹との昔日の思い出が蘇るが、最後に姉妹で外出したのがいつだったのか思い出せないほど妹と過ごしていないことに気づいたラリティは涙をこぼした。
- "I miss my Sweetie Belle!"
- — ラリティ
ラリティは妹とのかけがえのない時間を過ごしていたアルバムの写真を見て、すっかり離れ離れになってしまった現在に悲しみに暮れた。それを見たサシーは、店の商品入れ替えは自分に任せ、ラリティは休暇を取って妹と1日水入らずで過ごしてみてはどうかと申し出た。ラリティは快諾し、スウィーティーベルと1日をどう過ごすかを考えるのであった。
ジッポーウィルと姉の依頼[]
一方その頃ポニービルでは、キューティーマーククルセイダーズがキューティーマークの問題解決の手伝いをしていた。チップカッターという子の才能が彫刻であるということに気付くと、山から巨大な一枚岩を運んできて彼の前に差し出す。自由に彫像をさせると見事なキューティーマーククルセイダーズの彫刻が完成し、彼にはキューティーマークが出現した。
チップカッターの問題解決後3人がクラブハウスに戻ると、今度はジッポーウィルと愛犬リプリーに関する依頼が待っていた。リプリーが最近何をしても興味を示してくれなかったため、ジッポーウィルは自身のキューティーマーク(肉球の足跡)に疑いを持ち始めていたのだ。3人は問題の解決に取り掛かろうとするが、その前にラリティがスウィーティーベルを迎えに来る。ジッポーウィルの依頼を抱える一方、一緒に過ごしたいというラリティの熱心なアプローチにスウィーティーベルは断り辛くなってしまったが、それを見たアップルブルームとスクータルーは、依頼は自分たちに任せて姉と一緒に過ごすことを勧めた。
ラリティの小っちゃな?妹[]
最初にラリティはスウィーティーベルと一緒にクロードの人形劇を観覧しに行った。妹は以前にも増して楽しんでくれるとラリティは確信していたが、スウィーティーベルの反応は薄かった。次にラリティはスウィーティーベルが昔大好きだったアイスクリーム屋へと連れて行く。現在は退職している昔の店主をわざわざ召喚して昔のメニューを再現してもらった。スウィーティーベルは現在の好みが変わっていたが、ラリティを失望させたくないとやりたいようにやらせていた。
一方アップルブルーム、スクータルー、ジッポーウィルの3人は子犬用のおもちゃでリプリーの気を引こうとしていたが、リプリーはおもちゃに興味を示すには大きく成長しすぎていた。
次にラリティはツイスティポップのバルーンアートの列にスウィーティーベルと共に並んだものの、スウィーティーベルにとっては子供っぽすぎて興味を示していないことに気がついていなかった。近くにアップルブルーム達がいることに気付いたスウィーティーベルは列から少しの間抜け出し、自分の姉が現在の自分を何も分かっていないと告げた。同様にアップルブルームとスクータルーはリプリーの問題解決にほとんど進展が見られないことを伝えた。
もういつまでも子供じゃない[]
次にラリティはスウィーティーベルと幼稚なコスプレで写真撮影をする。撮影後、妹が写真で無愛想になっていることに気付くと再度撮影をしようとするが、スウィーティーベルはこれを拒否した。最終的には今までの活動を全く楽しんでいないこと、そして自分がそれらの行動に対して年齢が過ぎていることをラリティに強く主張した。ラリティが昔は一緒に楽しんでいたと反論するが、スウィーティーベルは今の自分を姉が何も分かっていないと言い残して走り去ってしまう。その頃アップルブルームたちもリプリーの問題に進歩が全く見られなかったため、依頼主のジッポーウィルは自分のキューティーマークを疑いだし、リプリーがもう自分を愛していないと結論づけていた。
ラリティは妹の行動に対し、自分の計画と努力に全く感謝しない恩知らずだと憤り、説教しようと妹の後をついていった。その間スウィーティーベルは愛犬の態度に深く傷ついたジッポーウィルを発見する。スウィーティーベルが古びた子犬用のおもちゃを見て何かを閃くと、アップルブルームとスクータルーを再び招集した。スウィーティーベルはジッポーウィルに今のリプリーについて説明した。彼はもう子犬じゃない、年を取り成長した成犬である。したがって子犬用のおもちゃにはもう興味を示さなくなったのだと。ジッポーウィルはリプリーを大人の犬として扱い、それ相応の新しい活動を一緒にしてみてはどうかと提案をした。
そんなスウィーティーベルの話を陰で聞いていたラリティは4人の前に飛び出し、妹を一日中幼児扱いしていたことを謝罪した。リプリーと同様、もうスウィーティーベルも小さな子供ではない。ラリティは心の奥では理解していたが、妹と共に遊んだ昔日の思い出が忘れられず、その時の気持ちを手放したくなかっただけだと語った。姉の心情に共感したスウィーティーベルも、ラリティの傍にいることだけは今でもずっと大好きだと伝え、これから2人で新しいことを一緒に探してみようと言った。姉妹が仲を取り戻したと同時に、ジッポーウィルはリプリーが木の棒を取ってくることが好きだということに気付き、2人も無事元の関係を取り戻した。
エピローグ[]
ラリティはスウィーティーベルが立派に育ったことを誇りに思うと打ち明け、スウィーティーベルもまた、この先何があっても自分はラリティの妹であることを誇りに思うと伝えた。ラリティがキャンタロットに帰る直前、最後に何がしたいかと妹に尋ねる。1つある、とスウィーティーベルが答えると場面が切り替わり、アイスクリーム屋で大きなサンデーを一緒に食べている姿が映し出される。エピソードは、アイスクリームを幸せそうに食べる2人の笑顔の写真で締めくくられる。
台詞[]
- Sassy Saddles: Rarity, did we—?
- Rarity: Already hemmed, ruched, and cut, my dear.
- Sassy Saddles: [sighs] Oh. Rarity, no reason to panic, but, um, we seem to be temporarily low! And when I say "temporarily low", I mean "completely out of"—!
- Rarity: The baby blue sapphires? They arrived this morning.
- Sassy Saddles: Oh. Heh. Wonderful. [sighs] Oh! What about the design for the—?!
- Rarity: And done!
- Sassy Saddles Wow. You are good.
- Rarity: And this is when we pretended we were storybook princesses. And here we pretended we were on a dangerous yet stylish safari. [sobs] So many wonderful memories!
- Scootaloo: When is she swinging by?
- Sweetie Belle: Well, I think she should be arriving right about...
- [door opens]
- Sweetie Belle: ...now.
- Apple Bloom: Wow. You are good.
- Sweetie Belle: Rarity, what are you doing here?
- Rarity: I am here to spend the day with you! I'm so excited, I could practically faint! You don't happen to have a fainting couch in here, do you?
- Rarity: You used to love doing these things with me.
- Sweetie Belle: That's just it! I used to! That's not who I am anymore!
- Rarity: But it is you! You love puppet shows and dressing up and taking silly photos and tiny little clown-shaped ice creams!
- Sweetie Belle: Really?! If you still think I like doing this stuff, then maybe you don't know me at all!
- Zipporwhill: It's just hard for me to believe he's not the same adorable little guy I found anymore.
- Sweetie Belle: I understand. But doing things like you used to won't turn him back into a puppy.
- Zipporwhill: So... what do I do?
- Sweetie Belle: Treat him like the dog he is, and find new favorite things to do together.
- Zipporwhill: You think so?
- Rarity: I know so!
- Rarity: The truth is, I know you're not a little filly anymore. But it's just... the last time we did all of those things together, I... I didn't realize it was gonna be the last last time. I loved doing those things with you. It's hard for me to let that go.
- Sweetie Belle: Aww, Rarity! I love being with you too! That will never change! But... maybe we could just try to do different things together?
ギャラリー[]
脚注[]
- ↑ TV Listings Grid - Treehouse. Screener. 参照日時:2017 4月 23.
- ↑ Jim Miller (2017-05-13). All 3 directors have dogs, so we sent the writers their names and told them to pick one. They chose Ripley. But the design looks.... 参照日時:2017 5月 13.
- ↑ Jim Miller (2017-05-13). ...a lot like @Fruit_Of_The_Lu's dog Miso.. 参照日時:2017 5月 13.