It Isn't the Mane Thing About You | |
---|---|
シーズン №: | 7 |
シーズンエピソード №: | 19 |
合計エピソード №: | 162 |
放送日: | 2017/9/16 |
脚本: | Josh Haber |
ストーリーボード: | Jae Harm and Kaylea Chard |
注目キャラクター: | ゼコラ |
参照 | |
エピソードガイド | |
前 Daring Done? |
次 A Health of Information |
It Isn't the Mane Thing About Youは、マイリトルポニー~トモダチは魔法~のシーズン7の19番目のエピソードで、全体では162番目のエピソード。
このエピソードでは、ラリティのシャンプーがアクシデントによりゼコラの剥離剤と入れ替わってしまい、それを使ったラリティのタテガミがボロボロになってしまう。悲しみに暮れるラリティだが、非情にも翌日の予定には大事な撮影会が控えているのだった。
製作[]
製作段階では、このエピソードは第20話に設定されていた。また、このエピソードはカナダの放送局Treehouse TVで6月24日に放送される予定だったが、直前になって予定をHonest Appleの再放送に変更された[1]。
本エピソードのクリップは2017年9月9日のHASCONで内々に公開されていた[2]。
概要[]
「バニティ・メア」[]
ポニービルでは、"メア・デイ"(Mare Day)のために花を買う客がデイジー、リリー、ローズの花屋台に押し寄せていた。花屋の3人が客のあまりの多さに圧倒されている中、ラリティがカラーコンサルタントとして助けるため屋台に現れた。行列が解消した頃、ラリティは翌日に控えたフォトフィニッシュが手がけるエクエストリアで最も美しいタテガミを特集する雑誌「バニティ・メア」の撮影のためにラベンダーをいくらか注文した。次にラリティはMr. Breezyの扇風機店とDavenportの椅子店に行く。大きな扇風機と黄色い長椅子を注文をするついでに、それぞれの店のビジネススタイルについて助言もした。
ラリティがフォトフィニッシュへの手土産にお菓子を買おうとシュガーキューブコーナーへ行くと、ピンキーパイがパウンドケーキとパンプキンケーキの"初くしゃみ1周年記念"のお祝いをしているところだった。パーティーの一環としてピンキーは部屋中にベタベタのスプレー紐を撒き散らすと、運悪くラリティも巻き添えを食らう。自分のタテガミと部屋中にべったりくっついたスプレー紐をを見て翌日の撮影会を心配したラリティは、ゼコラに頼んでよく落ちるシャンプーと洗剤を作ってもらおうとピンキーに提案をした。
シャンプーと剥離剤[]
帰らずの森のゼコラの家へと場面が変わる。ふたりの要望を聞いたゼコラは、ラリティには特別なシャンプーを、ピンキーにはスプレー紐用の強力な剥離剤を作成し、瓶に詰めてふたりに渡した。自力ではなく魔法でタテガミを治そうとすると不都合が生じる、とゼコラがタテガミにまつわる怖い話をしようとすると、怪談が苦手なラリティは驚いて瓶を2本とも落としてしまう。慌ててラリティがその内の1本を取り上げると、身体を洗いに足早にポニービルへと去っていった。 シュガーキューブコーナーに戻ったピンキーはスプレー紐を取り除こうと剥離剤を使うが、何故か剥離剤はシャンプーのように泡立っていった。一方自宅でシャンプーをしていたラリティだったが、バスルームから上がり鏡に映る自分の姿を見ると絶叫する。自分のタテガミが見るも無残に抜け落ちていたのだ。
ゼコラの家へとトンボ返りするラリティ。一体何事だと困惑するゼコラに自身のタテガミを見せると、ゼコラは驚愕しつつも瓶を落とした拍子にラリティがシャンプーと剥離剤を取り違えたことを冷静に指摘した。病気ではないことに安堵したラリティはゼコラに治す方法を尋ねるが、抜け落ちたタテガミを魔法で治療するのは容易なことではないとゼコラは答える。解毒剤の生成に時間がかかるため、ゼコラはラリティにポニービルに戻ってやるべきことをやっておくように指示をした。
魅力の無いポニー[]
ゼコラの治療薬が撮影までに完成すると信じつつも、ボロボロのタテガミで公衆の面前を歩くことをラリティはとても心配していた。タテガミを隠すため黒いマントに身を包んだ彼女であったが、誰もラリティと認識していなかったポニービルのポニーたちに花屋の列に割り込まれたり、扇風機店で"non-fabulous(魅力ない)"と言われたり、予約していたソファーを高値で転売されたりと散々な目に遭った。
友情の城へラリティが行くと、トワイライトとスターライトグリマーに自分の不遇を嘆いた。魔法でタテガミを治すことはできないというゼコラの忠告は受けていたものの、どうしても耐えられないラリティは2人に魔法で治してほしいと懇願する。渋々依頼を受けたふたりだったが、案の定アリコーンの魔法をもってしてもタテガミを回復させることは叶わなかった。そこへゼコラが城に到着し、やっとタテガミが治ると思ったラリティであったが、不幸にもゼコラからはタテガミを自然回復に頼らず薬で治療することはできないことが判明したと宣告されてしまう。
後にラリティは親友のアップルジャック、レインボーダッシュ、フラッターシャイにも相談し、彼女たちの手も借りることにする。アップルジャックはカツラを、レインボーダッシュは雲からタテガミを、フラッターシャイは葉や枝からタテガミを作成したが、いずれもフォトフィニッシュの撮影にふさわしい代物とは言えず、どうしようもできないと諦めたラリティは控えていた撮影の予定を全てキャンセルしてしまった。
内面からの輝き[]
後日、トワイライトたちは傷ついたラリティを励まそうとブティックへと訪れる。薄暗いブティックの中でソファに寝そべりアイスをやけ食いして拗ねていたラリティだったが、トワイライトたちはタテガミがラリティの魅力の全てではないと諭した。続けて4人は、ラリティが一大ファッションを築き上げたこと、親友にドレスを作ってあげたこと、オオウミヘビに自分の尻尾を与えて励ましたことを思い出として語る。4人の言葉に励まされた彼女は新しい自分を受け入れ、「内面から輝くこと」をテーマにパンクヘアーの姿にイメージチェンジをした。
ラリティは街へ戻って新しいスタイルを披露し、フィルシーリッチやMr. Breezyなど助けを必要としているポニーの元へとアドバイスを送っていった。またバニティ・メアの撮影は逸してしまったものの、自分の内面が輝き続ける限り外見も魅力的になることに気づかせてくれた親友たちにラリティは感謝の意を述べた。そもそもなぜシャンプーの代わりに剥離剤を使ってしまったのかとトワイライトが尋ねると、ふいにラリティはピンキーパイのことを思い出す。慌ててシュガーキューブコーナーへと向かう5人であったが、そこにはタテガミがふわふわになったピンキーと店内から溢れかえるシャンプーの光景が広がっていた。
エピローグ[]
数ヶ月後。ラリティのタテガミはようやく元通りになった。親友と一緒に街を歩いていたラリティが新聞販売店の前を通ると、撮影をキャンセルしたにも関わらず、パンクスタイルの自身が表紙を飾っているバニティ・メアが置いてあることに気付く。実は親友たちが内面の輝くラリティの魅力をフォトフィニッシュに話し、こっそり新スタイルの彼女を撮影させていたのだった。
ラリティと同じパンクスタイルのファッションがポニービル中で流行っている今、ラリティは5人の働きかけに深く感謝をするのだった。
台詞[]
- Pinkie Pie: We were just celebrating the anniversary of the twins' first sneezes! [giggles] [clears throat] Just about one year ago, there was a tickle in your nose! You snorted through the nursery- [snorts] Happy Sneezaversary! A-choo, a-choo, a-chooooo!
- [can squirting]
- Rarity: [deadpan] Congratulations.
- Rarity: Listen, spooky eyes! Why don't you take a picture, it will last longer!
- [squeaking]
- Rarity: On second thought, don't! Getting my picture taken in this state is what I'm trying to avoid!
- Pinkie Pie: I'll have those cupcakes cleaned off in no time!
- Rarity: You really should bake new ones.
- Pinkie Pie: Nah!
- Zecora: [laughs] There is one story I nearly forgot: of an Earth pony who needed to clean up her shop.
- Pinkie Pie: [gasps] That's just what I have to do! Huh, weird!
- Zecora: Perhaps it'd be better if I were more clear. You can't clean up Sugarcube Corner from here.
- Pinkie Pie: Gee, Zecora, I can take a hint.
- Rarity: Oh thank goodness! I thought maybe your shampoo had triggered early-onset mare-pattern baldness!
- Rarity: Honestly! How hard is it to pretend it's not so bad?
- Starlight Glimmer: Hard.
- Zecora: Oh, no. I'm afraid I can't fix it before the big shoot. But in time, the hair will grow back from the root. There's no magical cure to hasten us through it, unless you went backward in time to undo it.
- Starlight Glimmer: Uh-uh. I think we can both say that's not a good option.
- Rarity: I have always believed that the right outfit can make up for any other areas that are lacking, but I will need your honest opinions. Haaa...! How awful is it?
- Applejack, Fluttershy and Rainbow Dash: [simultaneously] Urgh...
- Opalescence: [yowls]
- Rarity: Oh, come on! Can't anypony pretend it's not bad?
- Pinkie Pie: Great! Hey, is there something different about you? New hoof polish?
ギャラリー[]
脚注[]
- ↑ My Little Pony: Friendship Is Magic : It Isn't the Mane Thing About You. Screener. 参照日時:2017 5月 17.
- ↑ We Are Borg (2017-09-09). HASCON: My Little Pony Season 7 & 8 Panel - Spoilers Galore!. Equestria Daily. 参照日時:2017 9月 9.