Shadow Play - Part 2 | |||
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シーズン №: | 7 | ||
シーズンエピソード №: | 26 | ||
合計エピソード №: | 169 | ||
放送日: | 2017/10/28 2017/10/22(カナダで先行放送) | ||
脚本: | Josh Haber | ||
ストーリーボード: | Cory Toomey and Thalia Tomlinson | ||
注目キャラクター: | ポニー・オブ・シャドウズ エクエストリアの六本柱:
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参照 | |||
エピソードガイド | |||
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Shadow Play - Part 2は、マイリトルポニー~トモダチは魔法~のシーズン7の26番目のエピソードで、全体では169番目のエピソード。シーズン7最終話の後半である。
このエピソードでは、時空の狭間から帰還したスタースワールたち6人と共にトワイライトたちはポニー・オブ・シャドウズと戦う。
製作[]
このエピソードはディスカバリーファミリーでは2017年10月28日に放送されたが、カナダの放送局Treehouse TVではそれより6日早い10月22日に放送された。またポーランドの放送局MiniMini+でも8日早い10月20日に当初放送される予定だった。
概要[]
光は影の黒きに消えた[]
エクエストリアの六本柱の自由と引き換えにポニー・オブ・シャドウズが目を醒まし、二度と異空間に幽閉されないよう魔法でポンヘンジの遺跡とスタースワールの日記を粉砕する。すかさず今のスタースワールたちは抵抗できまいとポニー・オブ・シャドウズが攻撃を仕掛けたが、トワイライトとスターライトグリマーに阻止され反撃を受けた。必ず封印してやると声高に叫ぶスタースワールだったが、ポニー・オブ・シャドウズは反駁し、自身の力を取り戻そうとエクエストリアのどこかへと逃げ去っっていった。
六本柱は彼が力を完全に取り戻す前に再び封印する心意気を見せる。メーン6が過去にディスコードやクイーンクリサリス等の強敵を倒した経緯を聞くと5人は共に協力してポニー・オブ・シャドウズを倒そうと計画した。しかしスタースワールだけはメーン6の功績には懐疑的だった上、自身の封印魔法を解除しポニー・オブ・シャドウズを復活させてしまったトワイライトには立腹していた。
"影"を探しに[]
エクエストリアの六本柱が過去に遺した種子から育ったハーモニーの樹。その副産物である友情の城へ、ポニー・オブ・シャドウズの追跡のためメーン6は彼らを連れて行った。ポンヘンジの遺跡無き今、ポニー・オブ・シャドウズを再び異空間に封印するにはエレメントオブハーモニーを犠牲にするしかないとスタースワールは主張した。トワイライトはエレメントオブハーモニーを犠牲にしたくないと計画の変更を申し入れるが、スタースワールはにべなく断った。
ポニー・オブ・シャドウズは"影"で力を蓄えるため、一同はキューティーマップを使ってエクエストリアの暗い場所を探し出す。その間トワイライトは、自身の憧れのために大悪を解放してしまった罪悪感から城の図書館でひとり、解決策を模索するのだった。程なくしてトワイライトは、六本柱の犠牲なくともポニー・オブ・シャドウズを異空間に封印する呪文を発見する。それを見ていたグリマーは、封印や犠牲なくとも話し合いで解決できないか提案をするが、トワイライトは呪文に自信があり、またスタースワールに自分の実力を証明したかったため計画を曲げることはなかった。
トワイライト以外のポニーたちはエクエストリア中を探して回り、古代の6人はこの数千年の間のエクエストリアの変貌にただただ驚くばかりであった。後に城に戻りポニー・オブ・シャドウズが潜伏可能な場所を絞り込んでいると、そこへトワイライトが封印呪文の草稿を持ってきた。スタースワールは再び却下しようとするが、今度はトワイライトの実力を知る親友たちが食ってかかった。気圧されたスタースワールは草稿を確認すると、粗削りながらもトワイライトの実力を認め渋々案を採用した。
戻らぬ怨嗟の連鎖[]
ポニー・オブ・シャドウズがどこに身を隠しているか一同が検討していたところ、キューティーマップが突如輝きはじめ、メーン6のキューティーマークをHollow Shadesと呼ばれる見捨てられた地へと集めた。トワイライトの魔法の草稿を称賛した後、スタースワールは新しい封印魔法を完成させるため、そして他のポニーは来るべき戦いの準備をしに部屋の外へと出ていく。グリマーは何とか話し合いで解決はできないものかと提案するが、スタースワールたちは話し合いで解決できるような相手ではないとグリマーの意見を却下した。
対話の道を却下されたグリマーは次にポニー・オブ・シャドウズのルーツを他の古代のポニーたちに尋ねると、重々しくも彼らは過去の出来事について語った。
太古の昔。スティジエンという名のユニコーンが居た。彼はいわば普通のユニコーンだったが、当時国を荒らし回っていたサイレンへ対抗しようと古代の6人を集結させたポニーだった。6人は見事サイレンたちを倒し周囲から称賛されたが、スティジエン自身は何も得るものがなく、次第に6人の力に嫉妬するようになっていった。ある日スティジエンは6人の力を魔法に利用するため、それぞれの所縁の品を盗んだ。これに気付いた6人は、その罪に対する罰としてスティジエンを仲間から追放した。後になってスティジエンは再び彼らの前に現れるが、スティジエンは嫉妬と復讐心に狂ったポニー・オブ・シャドウズに変貌していた。
彼が六本柱の所縁の品を何に使おうとしていたのかグリマーは尋ねるが、はっきりとは分からない、恐らく我々の力を我が物にする魔法を使おうとしていたのだろうと古代の6人は答えた。
スティジエンの本当の動機について懐疑的なまま、グリマーは再びトワイライトとスタースワールの元へ行く。スタースワールはスティジエンの動機は単なる羨望と嫉妬で、一度闇落ちした彼は二度と戻らないだろうと考えた。これに対しグリマーは自分がその反証だとしてスティジエンの可能性について触れる。更にキューティーマップはあくまで「友情の問題」を解決するために自分たちを招集するとトワイライトたちを説得しようとするが、スタースワールはポニー・オブ・シャドウズとなった彼に話し合いの余地はないと突っぱねた。
- "I guess I'm lucky your idol wasn't around when you decided to be my friend. I might've been banished to limbo, too."
- — スターライトグリマー
かえらずの森へと場面が移り、スタースワールはハーモニーの樹からエレメントオブハーモニーを取り出す。ポニー・オブ・シャドウズの封印のために致し方無い犠牲ではあったが、エレメントは使用者のメーン6の他に古代の6人ともペアで渡された。
闇からの脱出[]
場面はHollow Shades。15人が到着すると、ポニー・オブ・シャドウズを挑発して呼び寄せる。すると地面が円形に割れだし、岩盤ごと15人は地下へと落ちて行った。そこは翳りの井戸。エクエストリアでは未知の遺跡である。すると突如邪悪な声とともに辺りが黒い霧で覆われ、ポニー・オブ・シャドウズが現れた。過去の行為についてポニー・オブ・シャドウズが古代の6人をなじると、スタースワールは当然の報いだと反駁した。これをみて最初は友情の問題だと思わなかったトワイライトも、次第にポニー・オブ・シャドウズが抱える問題が友情に起因するものだと考え始めた。15人は呪文を唱えて異空間への扉を開くと、ポニー・オブ・シャドウズが吸い込まれ始める。
ポニー・オブ・シャドウズが完全に吸い込まれる直前、彼の漆黒の身体からスティジエンが露出していることにトワイライトは気付き、中に飛び込んでいった。飛び込んだ彼女は闇の中で、仲間の裏切りに絶望するスティジエンを発見する。6人の魔力を奪って力を得ようとしたのではないのかとトワイライトが尋ねると、欲しかったのは彼らの敬意だけだとスティジエンは主張した。魔力も体力も無かった彼だったが敵と戦う6人に加勢したいと、所縁の品を持ち出してコピーをしようとしていただけだった。全ては六本柱の誤解だったのだ。再びスティジエンを含んだポニー・オブ・シャドウズが異空間へと吸い込まれ始める。トワイライトは彼を救い出そうと闇の中から引っ張り出そうとするが、ひとりでは力が足りない。様子を見ていたグリマーも彼を闇から引っ張り出そうと魔法で加勢した。
最終的にその場にいた全員がスティジエンの救出に向かい、無事に彼は引っ張り出され、闇は異空間へと葬り去られた。エレメントは追放ではなく救済のために使われたため、消滅することは無かった。スタースワールは自らの高慢が判断を鈍らせ、スティジエンの追放をもたらしてしまったと彼に謝罪をした。また、誤りを正して7人の道を開いてくれたトワイライトにも感謝の辞を述べた。メーン6のキューティーマークは輝きだし、キューティーマップの任務完了を示した。
エピローグ[]
しばらくしてキャンタロットでは、過去の生徒でだったセレスティアとルナにスタースワールが面会する。姉妹はスタースワールにキャンタロットに滞在してもう一度魔法を教えてほしいと頼むが、スタースワールは一カ所に落ち着く前に1000年で変わったエクエストリアの地を旅してみたいと申し出、加えて他の5人も旧家を見たいと言った。セレスティアは機会を見て知識と経験の共有をスタースワールにお願いし、またスタースワールは友情のプリンセス・トワイライトスパークルの実力を認めた。
一同が抱き合う中、トワイライトは憧れの師に傾倒するあまり本来忘れるべきでないことを忘れていたと反省し、それに気づかせてくれた自身の生徒・スターライトグリマーに感謝した。そしてトワイライトとグリマーが抱擁を交わすシーンでこの物語は幕を閉じる。
台詞[]
- Star Swirl the Bearded: Know this, fiend! We will not rest until we find a way to return you to limbo!
- Pony of Shadows: [growls] Never! Your days of glory are through, Star Swirl. Now my dark power will reign, and you six will bow to me!
- Star Swirl the Bearded: It is an easy thing to say you have saved the world. It is quite another to do it.
- Rainbow Dash: Oh, we've saved the world, Beardo. And we can do it again.
- Mage Meadowbrook: We had no idea our small seed would bloom into the living spirit of the land. I am glad our mantles have passed to such capable ponies.
- Twilight Sparkle: Seapony etiquette isn't going to help right now, Spike.
- Twilight Sparkle: Star Swirl knew what he was doing when he cast that spell. If I can make it even better, maybe he'll see that I take magic as seriously as he does.
- Star Swirl the Bearded: While I appreciate your enthusiasm, Twilight, this is hardly the time to take risks on half-baked spells.
- Rarity: The only time the map's called all of us to one place was Starlight's village.
- Rainbow Dash: So it's like a super-villain tracker!
- Star Swirl the Bearded: Stygian wants to destroy all that is good in this world. There's no way to befriend a pony like that.
- Rainbow Dash: We're used to banishing evil before breakfast.
- Star Swirl the Bearded: We did what we had to do. You tried to steal our powers for yourself.
- Pony of Shadows: No! It was you who were selfish! And now you will pay!
- Stygian: Even if my friends did still care, what makes you think you have the power to help me?
- Starlight Glimmer: Because it's what she does. I wasn't so different from you, and Twilight helped me change. If there's one pony in Equestria that can save a friendship, it's her.
- Star Swirl the Bearded: Thank you for helping us see the errors of our ways, Twilight. It seems I never accounted for the Magic of Friendship.
- Twilight Sparkle: Thank you, Swirlstar! Uh, Star Swirl!
- Star Swirl the Bearded: I simply cannot believe how tall you've gotten!
- Princess Celestia: Well, it has been over a thousand years. Will you stay here and teach magic once again? My sister and I have such fond memories of your lessons.
- Princess Luna: As long as you don't ask for those essays we owed you before you disappeared.
- Star Swirl the Bearded: If it is wisdom you seek, look no further than your own pupil. She showed me that the power of friendship is a magical force indeed. And that in turning away from others, you hurt yourself as well.
- Twilight Sparkle: It's funny. I thought meeting my idol would give me all the answers I ever wanted. But instead, I forgot what I already knew. Good thing I had a student of my own to remind me.