イベントで行われるソニックレインブームについては、「ソニックレインブーム(イベント)」をご覧ください。
ソニックレインブーム! | |
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シーズン №: | 1 |
シーズンエピソード №: | 16 |
合計エピソード №: | 16 |
放送日: | 2011/2/18 (アメリカ) 2013/7/16 (日本) |
脚本: | M. A. Larson |
ストーリーボード: | Alex Basio & Kenny Park[1] |
参照 | |
エピソードガイド | |
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ソニックレインブーム! (原題:Sonic Rainboom)は、My Little Pony Friendship is Magicのシーズン1の16番目のエピソード。このエピソードでは、Rainbow DashがBest Young Flyer competitionに参加をし、The Wonderboltsと一緒になれる日が来るのを願う。しかし、彼女は演技が完璧にできるか心配する。Sonic Rainboomは、「sonic boom(ソニックブーム)」と「rain/rainbow」のかばん語である。
製作と放送[]
カナダのTreehouseチャンネルが「敗者」という言葉を検閲して削除しなかった数少ないエピソードのうちの一つである。
- Rainbow Dashが "The Wonderbolts will never let a loser like me join!"(Wonderboltsは、私のような敗者を入隊させてくれるはずがない!) と言っている。
エピソードFriendship is Magic, part 1から、二つの音声ファイルが再利用されている。
- Rarityの笑い声は、第一話でTwilightのもじゃもじゃした頭を見たときの叫び声と同じである。
- Fluttershyの息を吸い込む声は、第一話でTwilightと初めて会ったPinkie Pieの驚いた声(Princess Celestiaが失踪した時に驚いた住民の声)と同じである。
概要[]
コンテストに備えて[]
Rainbow DashがFluttershyに応援の訓練をさせているが、Fluttershyは小さな声しか出せなかった。その次にRainbow Dashは、Best Young Flyerコンテストで行うパフォーマンスの練習をした。それは"sonic rainboom"のクライマックスに、Rainbow Dashが地面に向かって加速し、ジェット機が音速に達する時に発する円錐型のようなものを身にまとう技である。しかし、円錐はRainbow Dashを跳ね返し、Rainbow DashはTwilight Sparkleの図書館に跳ね飛ばされた。Twilightの友人達の協力で片付いた図書館は、Rainbow Dashが飛び込んだせいで再び散らかってしまった。
Rainbow Dashは、コンクールの特賞として、冠の他にWonderboltsと一日過ごせる権利が贈られることを明らかにした。Pinkie PieはTwilightに、sonic rainboomを実際には見たことがないが、「Rainbow Dashはsonic rainboomを成功させることが出来る唯一のポニーだと言われている」と説明した。 (仔馬の時にsonic rainboomと関係しなければ、現在のPinkieのたてがみと尻尾とcutie markにならないため、Pinkieの発言は矛盾している。 ) Rainbow Dashは、休憩してからCloudsdaleへ出発すると言って図書館を後にした。CloudsdaleのDaleは、谷を表す古い英語である。また、クライズデールという馬の種類をしゃれたものでもある。Fluttershyは心配事を、次のように友人達に伝えた。
"She's practiced that move a hundred times and she's never even come close to doing it. I don't know if I can cheer loud enough to help her..."
(Rainbow Dashは100回も練習したのに、おしいところでいつも失敗してしまうの。私の応援が助けになれるかどうかわからないの…)
— Fluttershy
Rainbow Dashが大きな舞台を前に緊張しているのではないかと気づき、RarityはTwilightに「Fluttershyを連れてCloudsdaleへ応援に行く方法を探し出してほしい」と言った。「Rainbow Dashが墜落した時に頭に乗っていた」という理由で、Pinkie Pieは空を飛ぶ魔法について具体的に書かれたページを簡単に見つけ出した。その魔法は3日間だけアースポニー・ユニコーンポニーに羽を生やすものだが、Twilightはとても難しい魔法で被験者が必要だと注意した。
Rarityは自ら進んで被験者に立候補した。魔法は成功し、蝶のような半透明で大きな羽を生やすことが出来た。魔法の難易度が高いため、Twilightは一度しか発動させることが出来なかった。Rarity以外のポニーは、簡単な魔法でペガサスじゃなくても一定の期間だけ雲の上を歩くことが出来る魔法で対応した。
Cloudsdale[]
Rainbow DashとFluttershyがCloudsdaleに到着すると、子供の時の知り合いである3匹のペガサスに偶然会った。3匹のペガサスは「Rainbow Crash」とからかい、sonic rainboomは成功しないと悪口を言った。Fluttershyは「sonic rainboomを起こすから、Cloudiseumに見に来なさい」と、Rainbow Dashを守ろうとして言い返した。スタジアムを埋めるほどのスポーツファンが観戦する事をFluttershyがうっかり話してしまい、Rainbow Dashはびくびくしてしまった。Rainbow DashはRarityを見るまでの間パニック状態だった。Rarityの羽の外見は、1980年代の初代のFlutter Ponyのおもちゃを参考にしていると思われる。その羽根はとても薄く、悪い意味で有名になるほど脆かった。Twilight、Pinkie Pie、Applejackはすぐ後を熱気球で追いかけ、Rainbow DashとFluttershyに経緯を説明した。友人達の応援に元気づけられ、Rainbow DashとFluttershyは都市を案内することに決めた。
Twilight達は最初に雪工場を訪れたが、Rarityの羽が雪の粉を吹き飛ばしてしまい、作業が中断してしまった。次に虹を混ぜるプールを見学した。Pinkieが珍しそうに味見をすると、とても刺激的な味に強く反応した。この時Rainbow Dashは"rainbows aren't really known for their flavor."(虹はどんな味なのかよく知られていない)と言った。Rainbow Dashは、自身の翼に自信がないことから更に不安が強くなってしまった。最後に訪れた雲を作る場所では、見物客がRarityにコンテストの参加を促したため、参加することにした。Rarityは自分の評判にすっかり満足してしまった。完全にRainbow Dashは落ち込んでしまい、とうとう「絶対に優勝できない」と言いだしてしまった。
スタジアム[]
Princess CelestiaはWonderboltsと共に、コンテストの特別な審判として出席した。不安に圧倒されたRainbow Dashは、ナンバーカードを張り替えることで順番を遅らせた。一方Rarityは、出場に向けての準備に忙しかった。Rarityの出番が来た時は、準備がまだできてないとスタッフに伝え、他のペガサス達に順番を譲った。観戦するTwilight達はペガサス達のパフォーマンスに感動していたが、それでもRainbow DashとRarityの出番を楽しみにしていた。参加者の順番は以下のとおりである。
- 1 – "Dizzy Twister"
- 2 – Rainbow Dash (その後5番、6番、15番へ移動)
- 3 – "Cloud Kicker"
- 4 – Rarity, (準備に時間がかかり、最終的にRainbow Dashと対戦)
- 5 – Time Turner (2番へ移動)
- 6 – "Parasol" (5番へ移動)
- 7 – "Leeroy Wingkins" ("LET'S DO THIS!" と声を上げた)
- 8 – "Lucky"
- ?? – "Medley" (はっきりと描写されていない。10番だと思われる)
- 10 – (不明。しかしFluttershyによると「彼女は素晴らしいポニーだった」。 )
- 12 – "Caramel"
- 15 – Derpy (15番から6番に移動したと思われる。)
Rainbow DashとRarity[]
コンテストは終盤に移った。Rainbow Dashは15番のナンバーカードを付け、残る対戦者は更衣室に残るRarityだけだった。スタッフはRainbow DashとRarityに、競技時間が一回分しか残されていないために2匹で競技しなくてはならないことを伝えた。Rarityはド派手な衣装と化粧をして更衣室を出た。友人の心配の種が自分だとは気付いていないRarityは、Rainbow Dashの幸運を祈り、よりよい演技が出来るように、音楽を『白鳥の湖』に変更したと告げた。Rainbow Dashは演技に集中しようとするが、Rarityのパフォーマンスに気を取られてしまった。Rainbow Dashは最初の段階で雲の柱にぶつかってしまい、次の段階で雲のコントロールを失った。雲はPrincess Celestiaに当たってしまうところだった。勝つためにはsonic rainboomを成功させなければならないと認識しているRainbow Dashは、sonic rainboomを始めるために上昇し始めた。一方Rarityは、パフォーマンスを終わらせる段階へ移った。Rarityは太陽の前に出て、羽の透明な部分を通った日光を観客に向けた。
クランドフィナーレ[]
Rarityは上昇し、羽を通した太陽光をスタジアムに放射させることで、グランドフィナーレを成功させた。しかし、Rarityの羽は「傲慢」の要素で作られており、とても脆かった。(あらかじめTwilightは注意していた)。これは、ギリシャ神話のイーカロスの物語を模倣している。太陽光が羽を一瞬で灰にし、Rarityはスタジアムの中央を通って落ちてしまった。WonderboltsがRarityを救出するために飛び立つが、Rarityのじたばたする足がWonderboltsを直撃し、気絶させてしまった。
Rainbow Dashは何が起こったのかを瞬時に察知し、Rarity達を助けるために急降下した。加速の限界を突破し、Rainbow Dashは音速の壁を突き破り、地面すれすれでRarity達を助けることが出来た。そして、Cloudsdaleの観客達にsonic rainboomを見せつけることができた。
Epilogue[]
Princess CelestiaはRainbow Dashの勇敢さと飛行の技術を認め、競争の勝者としてRainbow Dashの名前を呼んだ。さらに、Rainbow DashはWonderboltと行動を共に出来る賞を受け取った。Wonderboltsは、命の恩人であるRainbow Dashに感謝した。コンテストが始まる前にRainbow Dashを冷やかした3匹のペガサスはRainbow Dashに謝り、Wonderboltsとどう行動するか聞いた。Rainbow Dashは、すでにプランを立ててあると答えた。
気球に乗ったRarityは、羽を使ったショーに夢中になってRainbow Dashの演技を邪魔してしまったことについて謝った。彼女は、自分が友人のためにそこにいることを学んだとPrincess Celestiaに伝えた。
エピソード中の会話[]
- Rainbow Dash: So now that you know the elements of a good cheer, let's hear one!
- Fluttershy: [inhale] ...yay.
- Rainbow Dash: Ugh... You're gonna cheer for me like that? Louder.
- Fluttershy: Yay.
- Rainbow Dash: Louder!
- Fluttershy: Yay.
- Rainbow Dash: Louder!
- Fluttershy: [deep, gasping inhale] Yay...
- Rainbow Dash: Ugh... [falls back in frustration]
- Fluttershy: ...too loud?
- Fluttershy: Rainbow Dash, you rock! Woohoo.
- Rainbow Dash: Sorry about that guys. That was a truly feeble performance...
- Fluttershy: Actually, it wasn't all bad. I particularly liked it when you made the clouds spin.
- Rainbow Dash: I'm not talking about my performance. I'm talking about yours; that feeble cheering.
- Twilight Sparkle: What are you two arguing about?
- Fluttershy: Were we arguing? I'm sorry.
- Rarity: Didn't you see how nervous she was?
- Applejack: Nervous? Have you spit yer bit or somethin'? She was tootin' her own horn louder than the brass section of a marching band.
- Rarity: Oh puh-lease! I put on enough fashion shows to recognize stage fright when I see it.
- Twilight Sparkle: How am I supposed to find a flight spell in this mess?
- Pinkie Pie: A flight spell? One sec... [Gets book] Page 27!
- Applejack: How'd you do that?
- Pinkie Pie: It landed on my face when Rainbow Dash knocked me into the bookcase.
- Rainbow Dash: AAAaaah! What do I do?! Everypony is gonna see me fail! The Wonderbolts will never let a loser like me join! Princess Celestia will probably banish me to the Everfree Forest! My life is RUINED!
- Fluttershy: Rare...
- Rainbow Dash: Rare? The sonic rainboom is way more than rare!
- Fluttershy: Rarity?
- Rainbow Dash: And here's where they make the rainbows.
- Pinkie Pie: [lick] Spiiicyyy!
- Rainbow Dash: Yeah. Rainbows aren't known for their flavor...
- Twilight Sparkle: Rarity! We're supposed to help Rainbow Dash relax, remember? Put your wings away and stop showing off.
- Rarity: How could you ask me to put away perfection?
- Rarity: Look upon me Equestria! For I... am... RARITY!
- Fluttershy: [wildly] A sonic rainboom! She did it! She did it! WOOO!
- Rainbow Dash: [gasp] OhmygoshohmygoshohmygoshohmygoshohMYGOSH!
- Spitfire: So you're the little pony who saved our lives. We really wanted to meet you, and say thanks.
- Rainbow Dash: OhmygoshOhmygoshOhmygoshOhmygoshOhmygosh...
ギャラリー[]
備考[]
- ↑ Raven Molisee's deviantART journal (2012-02-23). Retrieved on 2012 February 23.