Triple Threat | |
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シーズン №: | 7 |
シーズンエピソード №: | 15 |
合計エピソード №: | 158 |
放送日: | 2017/8/19 |
脚本: | Josh Hamilton |
ストーリーボード: | Nicole Wang and Dave Wiebe |
注目キャラクター: | プリンセス・エンバー トーラックス |
参照 | |
エピソードガイド | |
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Triple Threatは、マイリトルポニー〜トモダチは魔法〜のシーズン7の15番目のエピソードで、全体では158番目のエピソード。
スパイクがプリンセス・エンバーとトーラックスをうっかり同じ日にポニービルに招いてしまう。スパイクは両者が喧嘩して全面戦争に発展すると思い込み、何とか2人を近づけさせまいと奔走する。
製作[]
このエピソードはカナダの放送局Treehouse TVで6月4日に放送される予定だったが[1]、直前になって予定をRock Solid Friendshipの再放送に変更された。
概要[]
ドラゴンとチェンジリング[]
ポニービルではドラゴン友情大使・スパイクがプリンセス・エンバーの街への来訪歓迎の総指揮を取っていた。ドラゴンは生来喧嘩っ早い気性で友情を育むことが一般的に困難なため、スパイクがポニービルに招きエンバーに直々にアドバイスをする計画であった。慣れない仕事に少々神経質になっているスパイクをよそに、トワイライトスパークルとスターライトグリマーは彼が監督をやりおおせると確信していた。
ちょうどその折、ポニービルにトーラックスが訪れる。スパイクはうっかり同じ日にチェンジリングのリーダーとドラゴンの王をポニービルに招いてしまっていたのだ。スパイクはエンバーの攻撃的な気性がトーラックスの温厚な性格と衝突し、両種族間の軋轢を生んでしまうのではないかと危惧する。心配を胸にトーラックスの近況を聞くスパイクであったが、後方の空からエンバーがこちらに飛んでくる光景が見えた。慌ててスパイクは城の内部見学をトーラックスに勧め、トワイライトに後を託した。一方スパイクとグリマーは到着したエンバーの歓迎をするが、エンバーにトワイライトの場所を尋ねられたスパイクはうっかり城だと漏らしてしまい、彼女がトワイライトの元へ挨拶へ向かってしまう。
急遽任務へ[]
城に入る前、スパイクが城内に誰もいないことを確認するとエンバーを歓迎パーティーの間に招待するが、宝石を主食とするドラゴンゆえにエンバーは宝石でできた部屋中の壁を齧ってしまう。エンバーが食事をしている間、スパイクは宴会場を後にする。その頃トワイライトはトーラックスに城の椅子を見せて回っていたが、突然スパイクが乱入して慌てた様子でトワイライトを連れ去り、エンバーが城内にいることを知らせた。
エンバーはトワイライトと、トーラックスはスパイクと話したがっているため、互いの対応を入れ替えてはどうかとスパイクが提案した。その瞬間、スパイクの頭の鱗が輝きだし、城の地図がホログラムを地図上に表示してスパイクの任務を示した。
- "The map is calling me?!"
- — スパイク
そこにグリマーが入ってきたが、史上初の召喚に既にパニックを起こしているスパイクがいた。スパイクはグリマーとトワイライトに自分が友情の問題を解決している間、エンバーとトーラックスを近づけさせないように2人に頼んだ。そのままスパイクが町に飛び出すと、ライラとスウィーティードロップスが喧嘩をしている現場に出くわす。
2人を決して会わせるな[]
場面は城のダイニングルームに移り、トワイライトはエンバーと会う。エンバーのために饗宴がされていたにも関わらず、スパイクが忙しなく眼前から消えたり現れたりしていたせいで彼女は自分が避けられているように感じると不満を漏らした。そんなエンバーに対してトワイライトは歓迎パーティーの準備で忙しいからだと説明をし、今度は自分がポニービルの街を案内すると提案をする。一方グリマーはトーラックスの元へ行き、スパイクとトワイライトは書類の作成に忙しいと伝え、彼を昼食に連れて行く。トーラックスはついていくものの、スパイクと話ができないことにがっかりしていた。
街ではスパイクがライラとスウィーティードロップスの喧嘩の仲裁をし問題を解決したが、頭の鱗は輝かず任務が未遂であることを示す。焦るスパイクは街を歩いていたが、その姿を昼食をとっていたグリマーとトーラックスに目撃される。やっとスパイクと話をする機会を得たトーラックスは、自分の国にいる未だに改心をしない異端グループのことをスパイクに話す。一方エンバーはポニービルでと友達を作ろうとするが、その示威的な性格で逆にポニーたちを遠ざけてしまう。トワイライトとグリマーがサポートに入るものの、体色が似ている2人をエンバーは見分けられず最終的に怒りだしてしまう。
カフェではトーラックスとスパイクが雑談していたが、道の向こうに2人のポニー(ココ・クルーソーとレインボースターズ)が座席を巡って喧嘩しているのが見える。そのため途中で抜け出し、2人に座席を差し出して問題を解決したものの、まだ任務完了のサインは出ない。トーラックスはスパイクの問題解決能力に感銘を受け、自身の種族が抱えている問題のアドバイスを求めたが、スパイクは何か言いだす前にエンバー一行が通りかかるのを見たため足早にその場を去った。エンバーと会ったスパイクだが、ポニービルに来てからずっと避けられるような態度をとられていた彼女はスパイクに対して不満を露わにする。スパイクは否定するものの、自分が嘘つきと非難されているように感じたエンバーは厳しくスパイクに当たる。その様子を見ていたトーラックスはスパイクを守るため、獰猛なクマに変身してエンバーの前に立ちはだかった。
- "My worst fears are happening!"
- — スパイク
エンバーとトーラックス[]
エンバーとトーラックスが互いを攻撃する直前にスパイクが割って止めに入り事なきを得、両者がともにスパイクを守ろうとしての行動だったことを認識する。スパイクは最終的に誤って2人を同じ日に招待してしまった不手際を認め、2人の不和を恐れ1日中出会わないように意図的に操作していたことを白状した。それを聞いたエンバーは自分がトーラックスと友情を育めないと勝手に決めつけられたことに対して憤慨し、飛び立っていってしまう。トーラックスもまた、自分のリーダー性や性格に難があると考えられていたと失望し、同じくその場を去る。スパイクは新しくできた友人が全員離れて行ってしまったことを嘆いた。
池のそばで寂しく石を蹴っていたトーラックス。そこにエンバーがやって来ると、トーラックスは最近のリーダーシップの問題で故郷に帰りたくないと漏らした。他者に命令を出す際に自信が無くなるという。それを聞いたエンバーは、先刻スパイクを助けようとした際にトーラックスがクマに変身して全力で立ち向かってきたことを話すと、自分でも気づかない積極性があることに彼は気付いた。今度はトーラックスがエンバーの悩みを聞くが、彼女は口を閉ざしてしまう。問題を解決するには、ドラゴンたちが通常用いる手段、すなわち決闘で屈辱を与え従わせることよりも、互いに正直に気持ちを打ち明けることが大切だとトーラックスは諭した。
互いにアドバイスを受けた二人は、再びスパイクの元へと訪れる。
エピローグ[]
スパイクたちが街の装飾を撤去しているところに、トーラックスとエンバーが目の前に現れる。互いに得たアドバイスに従い、エンバーはスパイクに自分の気持ちを打ち明け、トーラックスはスパイクの思い込みを強く咎めた。スパイクは自分の非を完全に認め、2人に許しを乞う。トーラックスとエンバーはスパイクを許し、トーラックスは(エンバーの不快感をよそに)全員で抱擁を交わし友情を固めた。ここで初めてスパイクの頭の鱗が光り、任務完了のサインが発現する。
その後、ポニービルの広場でトーラックスとエンバーを中心に友情の調和を象徴する式典が開催される。紙吹雪が舞いポニーたちが応援する中、エンバーはクシャミをしてしまい、はずみで吐いた炎が氷の彫刻に直撃して融解してしまう。
- "You should have more things made of rocks."
- — プリンセス・エンバー
台詞[]
- Twilight Sparkle: Spike, everything looks great! You're getting yourself worked up for no reason.
- Spike: I have lots of reasons. In fact, I wrote them down.
- Starlight Glimmer: [sighs] You've been hanging around Twilight for too long.
- Spike: So, Thorax, everything good with you?
- Thorax: Well, honestly, no. Not really. I have indigestion. I'm not sure if it's the new diet or stress or maybe it's both.
- Spike: No!
- Thorax: Yeah, it really could be both. And it might be affecting my sleeping, too. I'm a real tosser and turner.
- Spike: Dragon Lord Ember, as the Official Equestrian Friendship Ambassador for the Dragon Lands and for Ponyville, I, Spike of Ponyville, welcome you to... Ponyville. [quietly, to himself] I gotta work on my official speech.
- Ember: Hey, Twilight!
- Starlight Glimmer: Actually, I'm Starlight. Starlight Glimmer. Nice to meet you.
- Ember: Oh, sorry. I'm really gonna have to get used to these pony names. Lots of "-lights" and shiny things.
- Twilight Sparkle: So this is my comfy chair for fictional reads. [grunts] This is my studying chair because the hard back keeps me awake.
- Spike: The map is calling me?!
- Twilight Sparkle: Oh, amazing! The map is really reaching out! [beat] Not a good time? I get it.
- Twilight Sparkle: How's your trip to Ponyville so far?
- Ember: Well, I'm certainly learning a lot about friendship. I had no idea it was polite to decorate your walls in your friends' favorite foods!
- Twilight Sparkle: [laughs nervously] Oh my.
- Starlight Glimmer: Uh, you guys are in town, too?
- Ember: Whatta you talking about? You've been with me this whole time.
- Starlight Glimmer: No. I'm Starlight.
- Ember: Right. I'm sorry, but you can't blame me. You both look and act so much alike.
- Twilight Sparkle and Starlight Glimmer: What?!
- Ember: I'm just saying you're both purple ponies with purple hair. You both have cutie marks with sparkly things.
- Starlight Glimmer: [chuckles] Mine's more of a glimmer. Heh.
- Ember: How is that different?
ギャラリー[]
脚注[]
- ↑ My Little Pony: Friendship Is Magic : Triple Threat. Screener. 参照日時:2017 5月 4.