Uncommon Bond | |
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シーズン №: | 7 |
シーズンエピソード №: | 24 |
合計エピソード №: | 167 |
放送日: | 2017/10/21(アメリカ) 2017/10/15(カナダで先行放送) |
脚本: | Josh Haber and Kevin Lappin |
ストーリーボード: | Jae Harm and Kaylea Chard |
注目キャラクター: | スターライトグリマー サンバースト トリクシー モードパイ |
参照 | |
エピソードガイド | |
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Uncommon Bondは、マイリトルポニー~トモダチは魔法~のシーズン7の24番目のエピソードで、全体では167番目のエピソード[1]。タイトルは英語の"common bond"(共通点)というフレーズにかけている。
このエピソードでは、旧友のサンバーストがスターライトグリマーの元へ訪れる。グリマーの友人と多くの共通点を見つけるサンバーストだったが、その傍らでグリマーは彼との共通点が無くなってしまったのではないかと不安に思う。
製作[]
このエピソードはディスカバリーファミリーでは2017年10月21日に放送されたが、カナダの放送局Treehouse TVではそれより6日早い10月15日に放送された。
またポーランドの放送局MiniMini+でも2日早い10月19日に放送される予定だったが、後にHard to Say Anythingの再放送に差し替えられた。
概要[]
共通点がたくさん[]
ポニービルの鉄道駅で、スターライトグリマーは旧友のサンバーストの到着を心待ちにしていた。彼とは昔から互いに多くの共通点をもっており、それはグリマーが彼に対しエクエストリアで誰よりも誇る部分でもあった。サンバーストが到着し、昔ふたりでよくやっていた魔法の練習やゲームをして一緒に過ごすことを楽しみにするグリマー。しかし、サンバーストが最初にやりたいと申し出たのはグリマーも知らなかった趣味「骨董品探し」であった。
アンティークショップでサンバーストが様々な遺物や骨董品を漁って楽しむ一方、グリマーは全く興味が無かった。そこに偶然トワイライトが居合わせふたりに合流すると、サンバーストとトワイライトは互いに骨董品の話題で大いに盛り上がる。その様子を見ていたグリマーはどこか疎外感を感じていた。グリマーが骨董品に興味がないことに気付いたサンバーストは無理に合わせなくてもよいと言うが、グリマーはふたりに気を遣って話を合わせていた。グリマーが気を遣う中、トワイライトとサンバーストの意気投合は城に移っても続いた。
グリマーの心情を察したトワイライトとサンバーストは、彼女に何がしたいか尋ねた。するとグリマーは小さい頃にサンバーストとよく遊んだというボードゲーム「ドラゴン・ピット」(Dragon Pit)を取り出してくる。三人でしばらく遊んで夜になると、サンバーストは休息のため城の客室へと戻る。グリマーは部屋で翌日の予定について話をしようとするが、サンバーストの口から出るのはトワイライトとどうやったら仲良くなれるかということばかりであった。
- "I probably have more in common with Twilight than any pony in Equestria!"
- — サンバースト
魔法と地質学の造詣[]
翌朝、グリマーは日が昇る前からサンバーストを起こす。トワイライトが城の業務で忙しかったため、グリマーはサンバーストと二人で過ごすことに興奮を隠しきれない様子であった。グリマーは夜も明けきらぬうちにサンバーストをアップルジャックの農園へと連れて行き、リンゴの収穫を実演すると、落ちたリンゴが木の陰で寝ていたトリクシーの頭へ直撃した。新しい脱出マジックショーを考えていると語るトリクシー。サンバーストが興味を示しトリクシーが実演しようとするが、残念ながらショーは失敗に終わりサンバーストとグリマーが救出する羽目になる。
ステージマジックに興味を持ったサンバーストは、思いがけずトリクシーとの共通点を見つけ一緒に手品をして楽しんだが、グリマーはトワイライトのときと同様に疎外感を感じてしまうのだった。次にグリマーはサンバーストを引き連れて鏡の泉へと行くと、そこでモードパイと出会う。新居の洞窟の家がここの泉と繋がっているため、モードは内部で地質学の研究をしていたという。サンバーストは地質学も齧っていたため、モードの研究に興味を示し二人で盛り上がる。しかしここでもまたその様子を見ていたグリマーは疎外感を感じてしまうのだった。
幸せだった日々[]
ポニービルの城へと場面が戻り、トワイライトは机で落ち込んでいるグリマーを発見する。グリマーとサンバーストは幼い頃は互いに沢山の共通点があったが、今やサンバーストは自分の友達との方が多くの共通点がありそうだと話した。ポニーは時間とともに変わっていくもの。でも彼は今でも魔法に興味があるじゃないとトワイライトが励ますと、グリマーはあるアイディアを思いついた。
しばらくして、城の玉座の間でサンバーストとグリマーは再会した。彼女が魔法を新しく作ったとサンバーストに言い、呪文を発動すると周辺の景色が幼少期に二人で過ごした家の中に変わる。更にもう一度魔法をかけると二人は身体が子供に戻った。グリマーは子供の頃の気持ちを思い出させようとドラゴンピットで遊ぼうとするが、サンバーストはこれを受けつけず遊びたくないと言い放った。グリマーが魔法を元に戻すと、トワイライトが何があったのかと部屋に入ってきたが、もう二人に共通点は無くなったとグリマーは涙ながらに部屋を去っていった。
- "I was trying to have fun doing the one thing I thought we still had in common, but I guess we don't even have that anymore."
- — スターライトグリマー
私たちの共通点は?[]
確かに自分はグリマーの友人たちと意気投合していたが、それでもグリマーとは未だに多くの共通点を持つとサンバーストはトワイライトに主張する。トワイライトはそのことをグリマーに思い出させてあげたらどうかとサンバーストにアドバイスをしたが、サンバーストは今でもある共通点が何か思い出せずにいた。。そこでサンバーストはトリクシーやモードパイに相談を持ち掛け彼女らの共通点について尋ねる。トリクシーは苦い過去が、モードは他のポニーと感じ方が違うという点でグリマーと同じ部分を持っていたが、サンバーストにはそのような共通点は無かった。
場面は変わり、再び城。トワイライトがグリマーを連れて城内の図書館へと行くが、グリマーはサンバーストが自分と気持ちが離れてもう友達になりたくないのではないかと疑ってかかっていた。それは違うとトワイライトが言うと図書館の扉を開ける。そこには手作りの巨大なドラゴンピットの盤面が広がっており、サンバースト、トリクシー、モードがそれぞれ自分自身でコマになっていた。サンバーストの意思に感動したグリマーは、自身もコマとなって参戦した。
エピローグ[]
数日後、トワイライト、グリマー、トリクシー、モードはポニービルの駅で出発するサンバーストの見送りに来ていた。共にいることを楽しむ限り、互いの共通点はさして重要でないことをサンバーストとグリマーは互いに認識した。
クリスタル・エンパイア行きの列車に骨董品店で購入した詰め合わせの樽と共に乗車したサンバーストは、車内で樽の中身のアンティーク品を調べる。
その樽の中には、スタースワールのキューティーマークの描かれた古びた一冊の日記が入っていたのだった。
台詞[]
- Starlight Glimmer: Excuse me. When does the noon train from the Crystal Empire arrive?
- "All Aboard": Uh... noon?
- Sunburst: You don't have to pretend to like all this stuff.
- Starlight Glimmer: What? No! I do like it. I mean, if you like it, I like it.
- Sunburst: Did you see this Palominian letter opener?
- Twilight Sparkle: Wow! That goes well with this ancient phoenix feather quill! We could write to each other!
- Twilight Sparkle and Sunburst: Pen pals!
- Sunburst: I know she's a princess, but I never thought she'd be so fun to just hang out with.
- Starlight Glimmer: Well, she is the Princess of Friendship.
- Starlight Glimmer: Trixie? What are you doing here?
- Trixie: Huh. I often seek the privacy of the orchard to practice new feats of amazement. And also, I fell asleep.
- Trixie: Starlight, why didn't you tell me how much Sunburst and I had in common?
- Starlight Glimmer: [sarcastic] Gee. I don't know.
- Maud Pie: I'm studying this area's metamorphic—
- Sunburst: —foliation. Is this gneiss, phyllite, or slate? Wow. The pressure above must be pretty uniform to get the planar fabric to be this consistent.
- Maud Pie: You know about geology?
- Sunburst: Eh, I dabble.
- Twilight Sparkle: Where's Sunburst?
- Starlight Glimmer: [mumbles "I don't know"] Doing stage magic with Trixie? Studying new rocks with Maud?
- Sunburst: It is surprising how well I get along with all of her friends, but she and I still have tons in common.
- Twilight Sparkle: Maybe you just need to remind her what those things are.
- Sunburst: That's it! That's exactly what I'll do! Uh, right after I think of them.
- Trixie: I can think of something you have in common. You're both poor practice audiences.
- Maud Pie: I'm very funny.
- Sunburst: Was that a joke?
- Maud Pie: No.
- Sunburst: Oh.
- Twilight Sparkle: You still want to be friends, right?
- Starlight Glimmer: I created a spell so we could relive playing a game in our childhood home... and bodies.
- Starlight Glimmer: I want to hear if you find anything interesting in that barrel.
- Sunburst: Trust me, Starlight. You'll be the first to know.
ギャラリー[]
脚注[]
- ↑ My Little Pony: Friendship Is Magic : Uncommon Bond. Screener. 参照日時:2017 7月 21.